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若山誠治
一級建築士
若山誠治プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
若山誠治(一級建築士)
株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽
佐世保の無窮洞に向かう。入り組んだ入り江を縫うように道は続く。この入り江の先にも旧海軍の特攻基地があったんだよと、案内してくれるT氏が言う。旧海軍の苦肉の策、人命無視のベニヤ板で作った特攻兵器、...
佐世保の戦争遺跡軍の施設がたくさんあった佐世保は、沖縄陥落の後真っ先に米軍の標的になるだろうと思われていた。小学校の校長先生は、子供たちが全員安全に避難できるような防空壕を作ることを思...
きれいな駆け込み天井です。節のないヒノキ材で格子組した駆け込み天井です。大黒柱太鼓貼り美しい日本の家の梁組と一緒に、味わい深い天井です。玄関入ったら天井を見上げてね。
濃い紺色に包まれて眠る。藍。壁、天井、建具もすべて和紙。そして日本の伝統色。木材はすべて桧。大きな窓。風のぬける心地よさ。そして外付けブラインド。何気ない空間ですが、いろんなものが詰まっ...
駆け込み天井、別角度からの一枚。すのこ貼りを、杉板目透かし貼り天井と呼んだほうが良いねと言う人有り。なるほどと思います。
かけ込み天井は軒先の屋根の造形をそのまま室内に取り入れる。本来ならば屋根垂木がそのまま表しになるが、ここは間隔を置いて貼った板がその造形を担う。広い板2枚に狭い板を1枚というリズムを付けて貼ってあ...
由比川の上流の閑静な場所に建つ平屋住宅。川を挟んで向こうの山は借景です。芝生の庭を囲んで自然の中で静かに暮らせます。低く深い軒。ひけらかさない自然の中に溶け込む優雅な外観です。こんな...
屋根裏には広い空間が存在する。収納に使うために、きちんと登れる階段を付けた。
これは廃墟とは言えない。なぜなら痛んでいないから。大正11年今から100年前に作られたコンクリートの構造物がどのような品質管理をされて作られたのかとても興味深い。それで調べてみた。重要文化財で...
ポンペイの廃墟は火山の噴火によってもたらされたあの朝のまま倒されているコンクリートの柱、原爆はあの方向で爆発したんだねこの空から原子爆弾がおちてきたんだねポンペイの廃墟の固まった火山灰の...
軍艦島は廃墟だ。ポンペイも廃墟だ。そしてウクライナも廃墟だ。長崎も、広島もかつて廃墟だった。似て非なる廃墟。軍艦島は、自然の大いなる営みの中で生まれる人工物が朽ちてゆく廃墟だ。ポンペイは、大...
人工物が自然の中で朽ちてゆく様子はなぜか人を引き付ける。美しく花開いたものがいつかは枯れはてて自然に帰ってゆくのは自然の摂理であり真理である。僕らはそこに物のあはれを感じて惹かれるのだろう...
日本の四季は色にあふれている。その自然の美しさから作られてきた伝統色は実に豊かで美しい。その美を日本の家の中に少しずつ入れていくときっと素敵だろう。そんな思いをずっと抱いている。
屋根裏という空間をいかに使うか。天井裏には隠された空間が存在する。どう生かすか。屈まなければ歩くことが出来ないこの空間は、この屋の住人のお気に入りの空間となった。じっと潜んでいたいような気...
戦場で死んでいるのは、普通の若者たち。ウクロイナもロシアも死んでいるのは兵士達だ。戦争は長引けば長引くほど、戦場で若者が死んでゆくということ。殺し合いを何でやめられないのか。プーチンもゼレンスキ...
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