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若山誠治
一級建築士
若山誠治プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
若山誠治(一級建築士)
株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽
天井はからかさ天井。単なる意匠ではなく、これはそのまま屋根を形成するの屋根の下地になっている。この上に大きな茅の屋根が乗っているのです。緻密な木組みです。真ん中は杉の網代組です。
刈込が終わりました。刈り込んだばかりの茅葺屋根の美しさ。仕上がった喜びが伝わるような仕事です。
茅は御殿場産。富士の広大な裾野の薄の原が茅の産地です。職人さんも御殿場から。静岡は茅葺の本場と言っていい。茅葺には恵まれた土地です。美しく刈り込まれた茅葺屋根は美しい。いつまでも残したい優雅...
茅の軒先は、見られることを意識している。葭をきれいにそろえて2寸5分ほど茅負から出して美しく見せる。寄棟の隅に行くにしたがって扇型に開いてやがて45度になる。軒蛇腹とも言われる。
茅の下地になる部分です。竹と荒縄で組み上げます。防水はしません。雨は茅の厚みで侵入を防ぎます。呼吸をしてくれる屋根になります。
隅木、垂木を組んで、唐笠天井の下地が出来た。構造がそのまま天井の意匠になるこったつくりです。すべて丸太というところがすごいですね。大工の腕の見せ所。構造はうつくしい。
丸桁の架構。丸桁に掛かる隅木も垂木もすべて丸太の自然木。すべての取り合いの刻みがすべて異なる。手の込んだ仕事。
戦後78年が経って遺児の皆さんもだいぶ高齢化して来ました。今日は忠霊塔周りの草刈り清掃、そして繰り上げての慰霊祭を行いました。8月6日は広島の原爆忌と重なりました。静かな慰霊の祈り。さっと吹き抜け...
柱石、差し石、踏み石などの配置がよくわかる写真です。この上に建物が乗ることになります。
茅葺のあずま屋の建築柱石、差し石、踏み石。足元の緻密な施工が大切です。数寄屋は足元でわかります。
からかさ天井です。下から見上げた図。丸太の隅木と垂木、中央に網代の平天井。凝ったつくりです。天井板を取り払ったら空が開けた。古い建物を解体しながらいろんな事に気が付きます。建築の架構は美し...
コンクリート製の流し台をつくる。ということでしたが、モルタル塗りの流し台です。コンクリート調の天板の下にステンレスのシンクが取り付けられています。吊り戸棚の扉も流し台下の収納も古材を使った引き戸...
塀に積まれていた大谷石を踏み石に使いました。900×300 厚みは200㎜風雨にさらされて部分的に風化が進んでいるところが良い。新品を切り出したんではこんな感じにはならない。割栗石の中のかっちりとした方...
屋根が吊り上げられ、下部構造部分がほとんど撤去されました。土台部分があらわになりました。痛んでいる部材があります。部分的に新しい材料に交換します。どうやってばらすか考えているところ。
屋根を吊り上げる。覆い屋の中で保管されていたこけら葺きの屋根はあまり痛んでいなかった。屋根を吊り上げて下の構造物だけを解体して修理するという。皆さんあまり見たことないと言いますが、見たことないと...
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