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若山誠治

素材を生かした木の家から数寄屋建築まで、エコデザインのプロ

若山誠治(わかやませいじ) / 一級建築士

株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽

コラム

コロナの時代に住むべき家。

2020年10月13日 公開 / 2021年1月30日更新

テーマ:建築放談

コラムカテゴリ:住宅・建物

解放
コロナの時代に建築のありようが問われている。
住宅はどこへ行くのか。
これから我々はどんな家をつくって住むべきか。

エコは大事。省エネは大切。だから断熱して、機密して。寒暖差なんてもっての外。
機密断熱のしっかりした、しっかりした箱を作って、その中で快適に暮らす。
空調して。その性能を上げるためだけに心血を注ぐ。そういう家造りは終焉を迎えた。

家は密閉しない。内と外と自由につながって、あいまいな空間を存分に楽しむ。
そんな家造り。これは極めて日本的な家造りだと言っていい。

日本の家の基本。もう一度戻ろう。もう一度考え直そう。
本当の心地よさって何なのか。

空調の効いた一見居心地のよさそうな箱の中から出て暮らそう。
自然が家の中まで入り込んでくるようなそんな家に暮らそう。

この記事を書いたプロ

若山誠治

素材を生かした木の家から数寄屋建築まで、エコデザインのプロ

若山誠治(株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽)

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