街道筋の家 東海道本線 田舎の駅に暮らす
昭和19年頃、大火で隣の家まで焼けたと言う。
延焼を食い止めるためにこの家は壊されようとしたそうな。
その時の柱に入れたのこぎりの歯のあとが痛々しくもくっきりと残る。
柱を切って倒されようとしているときに風向きが変わったという。
強運の家。
本日調査に入りました。
一間半もの広い通り土間のある家です。
古いままの手つかずの状態です。
大屋根も傷んでいません。
古いものを大切に生きたいという人生観がこの家に新しい命を吹き込む。
屋根裏でのほこりまみれも楽しい。