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谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

悪いものを出して、無事ご懐妊

谷津吉美

谷津吉美

テーマ:漢方薬で赤ちゃんを考える



35歳の女性、身長160cm、体重60kg、4年間子供が出来ないとのことでした。8年前から多嚢胞性卵巣といわれていて排卵しにく経血量が多く、帯下も多い状態でした。また生理痛が激しく、塊も多い、顔色はやや赤ら顔、疲れやすく一日中足がむくみ、貧血、肩こり、頭痛がありました。温経湯を約2ヶ月服用後、体外受精で妊娠するも、6週で流産となりました。精神面も加わり、持病の喘息が悪化。顔のむくみと、湿った咳を目標にして、甘草乾姜散にしたところその2日後、今まではないたくさんの帯下(オリモノ)が生理みたいに出て、その周期でご懐妊。無事女子をご出産されました。

 とかく現代社会は、考えることばかりです。ストレスが溜まり脳が疲れるのでついつい甘い物が欲くなります。頭は常に鬱々感、体の中は血液ドロドロ状態、心も体も一杯一杯になっています。
先ずは今日一日、意識して頭と胃腸を空っぽにしてみてはいかがでしょうか。

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谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

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