【引き算コーチング】「力がないのではなく、力が分散しているだけかもしれない」

山根浩二

山根浩二

テーマ:引き算コーチング

こんにちは、
サポートコーチ出雲の山根浩二です。

「やることが多すぎて、
何から手をつけたら
いいのかわからない」

経営者の方と話をしていると、
そんなことがあります。

・売上を上げたい。
・新しいお客さんも増やしたい。
・ホームページも見直したい。
・SNSもやらないといけない。
・新しい商品も考えたい。
・社員のことも考えないといけない。
・将来のことも考えたい
まあ、経営者ですからね。
やることは、いくらでも出てきます。

そして、
それぞれが大事なんですよね。
だから、どれも捨てられない。

結果として、
全部に少しずつ時間を使って、
全部に少しずつエネルギーを
使っている。

でも、そうなると、
どれか一つに集中することが
できない。

私は、これは「意志が弱い」とか
「行動力がない」という話ではないと
思っています。

むしろ逆で、
力が分散している
だけなんじゃないか。 

そう思うことがあります。

たとえば、
10個のことを同時にやろうとすると、
10個に力を配らないといけません。

でも、一つに絞ったらどうでしょう。
自分の時間も、
エネルギーも、
集中力も、
その一つに使える。

すると、同じ自分なのに、
出てくる力が変わってくるんですね。
これは、引き算コーチングで
「やることを絞り込む」理由の一つです。

単純に、
「やることを減らしましょう」
という話ではありません。

減らすことによって、
自分の力を取り戻す。 
そんな感じなんです。

そして、
もう一つ面白いことがあります。

難しい問題を抱えているときです。

たとえば、
「この問題、
どうしたら解決できるんだろう?」
と、一日考えても答えが出ない。
二日考えても出ない。
何日考えても、
「どうしたらいいんだろう?」
と悩んでいる。

普通なら、
「答えが出ないから、
自分はダメなんじゃないか」
と思ってしまうかもしれません。

でも、私は必ずしも
そうではないと思っています。
その間ずっと、
自分の中で問いが続いているんですよね。
「どうしたら、
この問題を解決できるんだろう?」
「他に方法はないんだろうか?」
「何か見落としていることはないだろうか?」
そうやって、自分自身に質問をしている。

すると、あるとき突然、
「あっ、こうしたらいいんじゃないか」
と、答えが浮かんでくることがあります。

以前のコラムでも書いたことがありますが、
”答えが出ないときに、
問いを残したまま眠ってみる”、
というのも、その一つです。

ずっと答えを探していると、
ふっと出てくることがある。

私は、これも「自分の中にある力」
なんじゃないかなと思っています。

ところが、
これを10個の問題について
同時にやろうとすると、
どうなるでしょう?

・「売上、どうしよう?」
・「あのお客さん、どうしよう?」
・「社員の問題、どうしよう?」
・「新しい商品、どうしよう?」
・「ホームページもやらないと……」
・「SNSも……」
・「そういえば、あれも……」
となる。

全部について、
「どうしたらいいんだろう?」
をやっているわけです。

そうなると、
自分の中の問いも分散してしまいます。

だから私は、
やることを絞り込むことが
大事だと思っています。

一つに絞る。
すると、
「今は、これをどうするか?」
という問いになる。

そして、その一つに対して、
自分の時間を使う。
自分のエネルギーを使う。
自分の集中力を使う。
そして、自分に質問する。 


「これを実現するには、
どうしたらいいんだろう?」
「他に方法はないだろうか?」
「何が足りないんだろう?」

そうやって考えているうちに、
自分の中から答えが
出てくることがあります。

だから、やることを絞るというのは、
単に仕事を減らすことではないんです。

自分自身の力を、
一つのところに集めること。 


私は、そんなふうにも考えています。
もしかすると、
「自分には力がない」
と思っている人の中には、
力がないのではなくて、
力をあちこちに使ってしまっている人も
いるんじゃないでしょうか?

・あれもやらなきゃ。
・これもやらなきゃ。
・こっちも気になる。
そうやって、
知らないうちに自分の力を
少しずつ使っている。

それでは、
なかなか一つのことを
動かすだけの力が残りません。

だから、引き算する。
今、本当にやることは何なのか?
一度、絞ってみる。

すると、今まで「自分にはできない」と
思っていたことが、
少し動かせるようになるかもしれない。

私は、引き算コーチングというのは、
何か新しい力を与えるものではないと
思っています。

すでに自分の中にある
時間や
エネルギーや
集中力。
そして、考える力。
それを、使える状態に戻していく。

そのために、
余分なものを少し減らしてみる。
そして、一つに集中してみる。
すると、思っていたより自分は考えられる。
思っていたより、
自分には答えを出す力がある。
そんなことに気づくことがあります。

だから、
やることを減らすことは、
自分の力を減らすことではない。 


むしろ、
自分の力を、
ちゃんと使えるようにする
ことなのかもしれません。 


私は、そんなふうに思っています。

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山根浩二
専門家

山根浩二(ビジネスコーチ)

サポートコーチ出雲

業績を向上させるには、やる事を足すのではなく『絞る』、それが”引き算型コーチング”の本質です。今、あなたが本当にやるべき一つの事に集中するだけで、狙い通りの結果を手に入れられるようになります。

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