身体の左右差
新年に入って身体が変わってきたなあ〜 と思われる方も多いはずです。この時期に成りますと、まだまだカラダが乾いたり乾燥、冷え症状が多いのですが、もう春に向けて少しずつ動けるカラダに変わっていきます。
すでに生水が飲みやすく欲している方は正常です。まだまだ寒い寒いと鍋物のような熱いものばかり欲しがる方は、出遅れています。
さて、ご来院の方々の身体をみますと、不調の方はやはり身体の中心に力が無く
分かりやすく言えば、腹に力が入らず外側に力が逃げている状態です。
例えば、
痛みでも同じく、膝の悪い人の多くは腰の力が無くなり、それをお尻と股関節がカバー受け止め、そしてその力が膝の負担になっていきます。膝だけをいくら治療しても治らない御年配の方は多いのですが、原因である腰周りを元気にしないと難しいでしょう。
これも、徐々に身体の中心に力が集まらなくなったと言えるでしょう。最近、体幹とかスポーツでもバランスが重要視されていますが、人間の力を発揮するには中心感覚を養う必要があります。それは、肉体的にもまた、呼吸とか気合いとか精神的にも同じくでイメージですが中心感覚というのはあります。
整体の練習会でも、お腹や腰を中心にして動ける方は技が決まるのですが、手先に意識したり姿勢が決まらないと同じことをしても、結果がまるで変わってしまいます。これも中心感覚です。
最近多い食べ過ぎや冷えなどで、中心が感じれないという人も大丈夫です。
まずは、身体を整えて本来の身体の感覚を取り戻し、そして徐々に中心に力が集まるように改善していきます。臓器レベルや筋肉的なものも大事ですが、人はそれらをバランスよく集約して生きています!その力が衰えるとアチコチ不調が出るのも必然です。
本日は大きく身体をみて、中心感覚のお話しでした。今、おヘソ・下腹辺りに意識があれば、痛みなど少々あっても元気な方です。
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アフターマーゴ 鹿島篤