就職・転職・再就職。将来に不安な女性のキャリア構築を、メンタルケアをしながらトータルサポート（2/3）

道はひとつではない。隠れた本音や強みを引き出し、新しい可能性を見つけ、生き生きできる仕事を探す

「やりたい仕事」と「できる仕事」のはざまで悩んでいませんか？　前者は稼げないし、後者はつまらない。悩み過ぎてどうしていいか分からなくなり、自分を見失っている20～30歳代の女性も多いそうです。自分のことは、案外自分では分からないもの。

　だからキャリアカウンセリングでは、まずは本人の“棚卸し”から始め、「やりたいこと」と「得意なことや向くこと」の両方を、自分の中から引き出していきます。ひとりだと、混乱したり、固執したりしていた考えが、徳田さんが関わることで整理され、「本当の気持ち」や「隠れた強み」に気づき、新しい仕事の可能性が見つかってきます。

「物事にはいろいろな道があります。そのことに自ら気づけるよう心がけています。私はサポートなのでニュートラルな立ち位置を保ちながらも、相談者の表情や動作が変化する瞬間を見逃さないように注意してカウンセリングをしています。そこから新たな一歩が生まれるからです」

　また、結婚や出産、介護といったライフイベントに直面すると、女性はキャリアがストップしがちですが、近年は、副業や在宅など、多様な働き方ができるようになりました。状況に応じた情報を提供することで、仕事の選択肢も広がるよう努めています。

「やりたいことを仕事にできている女性は、とても生き生きとしていますよ！」

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【次ページ】心理学を学び、生きることが楽に。さまざまな人生経験を重ね、女性の心を深く理解し、寄り添えるように

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