コラム
チーム形成のプロセスとは
2024年3月31日
公認心理師・キャリアコンサルタントの徳田です。
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◆「チーム形成」のプロセスとは
「おはようございます!」
「お疲れ様です!」
職場で飛び交う挨拶。
こちらは目に見える
「言語コミュニケーション」
です。
加えて
コミュニケーションにはもうひとつ
「言葉コミュニケーションの背後にある非言語コミュニケーション」
の存在があります。
この「非言語コミュニケーション」を通じて
ポジティブに働くこともあれば
ネガティブに働くこともあります。
ネガティブに働くひとつの例として
たとえば、職場で
「言葉にはあらわれないけれども
目に見えない部分(情動的なもの)」を
それぞれが感じ取っていて
「なんとなくここの職場はギスギスした雰囲気がする」
「なんとなく、メンバーそれぞれが同じ雰囲気をを感じながらも、
でもそれがなぜなのかがはっきりわからない。何か変えたいと
思うのだけれども、どうしていいかわからない」
といった状況が起こりやすくなったりします。
実際、「どうしていいかわからず、困っています」
と 相談をいただいたりします。
◆チーム形成へのアプローチ
そんなとき、まずは個々の思いや考え方をうかがいながら出てきた
非言語コミュニケーション「なんとなくそのように感じる」の
”なんとなく”について”言語化”していくための問いかけを
繰り返しながら、
「自ら考え、目標を設定し、実践する」
ということを進めていきます。
そして
チームメンバーそれぞれが設定した目標について取り組んだ結果、
・非言語コミュニケーションの部分がひとつにつながっていく
・コミュニケーションが活発になり相談や議論が増えていく
ということが起こってきます。
さらに、
その取り組みが少しずつ積み重なって、まるでグラデーションの
ように、少しずつ色が濃くなっていくような感じで
ひとつの”チーム”ができていきます。
最終的には、自ずと
「同じ目的」にたどり着くのです(まさに自然に一致するのです!)
◆心理職の役割
これらのプロセスをひとつひとつ言語化し、
共有していくこともまた、心理職のひとつの役割でもあるのだと思います。
◆非言語コミュニケーションを活用した音楽療法
非言語コミュニケーションという意味では
音楽療法はまさに「背後にある非言語コミュニケーション」を
駆使して(まさに情動的に!)音楽を用いたコミュニケーションを
することで、ひとつの「場」をつくっているのです。
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これからも「みんなが心地よいと感じる場」を
たくさんつくっていくために
「目の前の現象の背後にある非言語コミュニケーションの部分を
言語化し、メンバーに伝え、つなげていく」役割を
担っていきたいと思います。
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公認心理師/キャリアコンサルタント/産業カウンセラー/
日本音楽療法学会認定音楽療法士/日本MIT協会認定MITトレーナー
徳田幸絵
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