「うつになる前に心の疲れに気づく方法」頑張りすぎないセルフケア

飯塚和美

飯塚和美

テーマ:健康な日常を送るために

最近疲れやすい、集中できない、イライラする・・・そんな心の疲れはうつの入り口かもじれません。この記事では、頑張りすぎを手放し、心と体をケアするための生活改善法やセルフケアのヒントをご紹介します。

心が疲れたと感じたとき、あなたに届けたい言葉

「最近、やけに疲れやすい」
「些細なことでイライラしてしまう」
「やりたいことがあるのに、体がついてこない」
そんな風に感じる瞬間、ありませんか?

今の社会は、会社でも家庭でも「頑張り続けること」を求められた求められがちです。職場では成果を出しても評価されず、家では子育てや介護に終わりが見えない・・・そんな毎日を送っていると、気づかないうちに心が擦り減っていきます。

特に
「頑張らなければ」という言葉が口癖になっている
「栄養や休息を取っても疲れが抜けない」
そんな状態が続いているなら、それは心の疲れからくるサインかもしれません。

心の疲れが深刻化する前に知っておきたいこと

心と体の疲れを放っておくと、うつ状態になることがあります。

以下のような症状が続いていませんか?
・休んでも疲れが抜けない
・朝起きるのがつらい
・集中力が落ちた
・イライラしやすくなった
・食事がおいしく感じられない
・夜中に目が覚める、寝付けない
これらは「心が疲れていますよ」というサインです。悪化すると、趣味への興味を失ったり、外出が面倒になったり、家に閉じこもりがちになります。

心と体をセットするための具体策

うつの初期段階では、生活習慣を整えるだけでも改善することがあります。大切なのは「自分を後回しにしないこと」

試して欲しいのは、次のような事です。
・食事の時間を決め、栄養を意識する
・軽い運動(散歩やストレッチ)を日常に取り入れる
・質の良い睡眠を意識する
・朝日を浴び、体内リズムを整える
・誰にも会わず、一人の時間を作る

そして、心配事や悩みはノートに書き出してみてください。書くことで気持ちが整理され、頭の中がすっきりしてきます。

最後に

あなたが疲れを感じているのは、弱いからではありません。むしろ「頑張ってきた証です」
心の疲れは、少し立ち止まることで和らぎます。どうか「自分をいたわる時間」を恐れないでください。

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飯塚和美
専門家

飯塚和美(心理カウンセラー)

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

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