コラム
自己肯定感の高い人、低い人の差はどうして生まれるのか?
2021年1月20日 公開 / 2022年12月11日更新
今日は自己肯定感についてお話をします。
自己肯定感とは?
これは自分のことをどう思うか
どう考えるかの自分の価値の感覚です。
自己肯定感が高いと…
自己肯定感が高い人は、そのままの自分を認めたり、自分の存在が価値あるものと思えます。
自己肯定感が高いと人の顔色を必要以上にうかがわず、他者の意見や評価に惑わされません。
自分と人との心理面での境界線がはっきりしています。
「自分は自分、人は人」と思い、嫌な事が起きても切り替えや立ち直りが早い傾向にあります。
ネガティブな感情や自分の欠点も抑え込まず「これが自分」と思い、「そのままの自分で生きていていい」という感覚があるのです。
一般的に、幼少期に親や周囲の人達に愛されて育ったという実感が自己肯定感を高くすると言われています。
そのままの自分が愛されているという経験が蓄積されているのです。
自己肯定感が低いと…
また、虐待やネグレクトを受けたり、依存的な親や支配的な親の元で育つと愛されたと思う経験が少なくなり、そのままの自分で生きていけるという自信が持てずに自己肯定感が低くなります。
そして愛情を受けたスキンシップの経験が少ないと皮膚感覚(感情系の発達に大きな影響を与える)が育たず、自分の感情がわかりづらい、人への愛情のかけ方がわからない状態になります。
そして自己肯定感が低い人は自己否定をすぐにしてしまいます。
自分の感情を感じるよりも人への感情を優先してしまうため、人に合わせたり嫌な事を断れず楽しみや喜びを見つけることも少なくなります。
幸せそうに見える人と比べて自分を否定して落ち込むという良くないパターンに陥ります。
これは、「自分はだめだ」というゆがんだ眼鏡で自分自身を見ているからなので見方を変えていければ、自分自身の自己肯定感を上げることができます。
次回は自己肯定感を上げるためにできることをお話したいと思います。
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