我慢の癖はストレスがたまり悪影響、やる気もなくなってしまいます

飯塚和美

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テーマ:考え方を変えてみる

10月だというのに未だ台風の心配がありますが、外を歩くとあちらこちらでキンモクセイの良い香りが秋を感じさせてくれています。
今日は「我慢する癖」についてお話ししたいと思います。

「自分さえ我慢すれば」と意識して
「嫌われたくないから相手に合わせる」
「自分を優先したら家族に迷惑かけるから自分は我慢する」
「人とうまくやるには我慢しないといけない」
こう思っている方はいませんか?

中には長い時間自分の気持ちを優先してこなかったため、どうしたいのか自分の気持ちが分からなくなっている事もあります。カウンセリングをしていると我慢することが日常化している方が多いことに驚かされます。

その場合、自己肯定感が低い事が多く、そのままの自分を受け入れてもらえなかったり、ひどく傷ついた過去があり、自己主張せず我慢の癖がついています。

でも、意識していなくても自分の感情はちゃんと存在しています。そのため感情をいつも抑えていることは、本来の自分自身の気持ちを持否定していることになってしまいます。常に自分自身を傷つけているのと同じ、どんどん辛い気持ちになってしまいます。

条件付きでなければ「人から受け入れられない、愛されない」と思っていませんか?
人から嫌われるのが怖くて自分の気持ちを抑えて相手に合わせてしまう。その結果疲れてしまい、やる事があるのに「やる気が出なくて何もしたくない」何もできない状態になってはいませんか?

我慢はストレスがたまり、いつか爆破してしまいます。外に出せなけれ体に出てしまいます。
「自分がどうしたいのか」「何をすればいいのか」自分を基準に見直しましょう。

相手のためにと思う我慢も、いつか爆発してしまえば、相手のためにも自分のためにもなりません。「自分にとって良いことを優先」すれば、結果的に自分のためだけではなく、相手のためにもなります。



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飯塚和美
専門家

飯塚和美(心理カウンセラー)

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

飯塚和美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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