生きるという事を考える
昨日ASKA容疑者が逮捕されたというニュースを聞きました。青春時代聞いていた彼の歌からは想像できない出来事で残念な気持ちです。
そこで今日は「人生を壊す薬物依存」のお話をしたいと思います。
薬物依存
「たった一度くらいなら…」
「痩せるためにちょっとくらい…」
最初は軽い気持ちで始める薬物ですが、薬物に手を出すと、気が付くと自分ではコントロールが効かない、どうにもならない状態に陥ってしまいます。ミュージシャンは音が良く聞こえるなどで手を出す人も多いといいます。
最初は薬物を使う事でハイになる心地いい体験ですが、習慣化すると使用量が増え、気付くと普通の状態でいられなくなります。常に不安、イライラ、抑うつなど落ち込み状態になってしまいます。次第に普通のコミュニケーションも取れない状態になります。薬物依存の怖さは、やめても何かのきっかけで手を出せば戻ってしまうという事です。
それでも、薬物を使わない生活をしていけば、普通の生活に戻る事ができ、簡単ではありませんが回復できます。
危険なサイン
・「使いたくない」「このくらいの量でやめよう」と思ってもコントロールできない。
・薬物を使わなかったり、量を減らすと禁断症状が出る
(不眠、過眠、異常な発汗、抑うつ、不安、幻覚、焦燥、妄想、脱力、嘔吐、下痢、けいれん発作等)
・使用量が増える(薬に耐性ができるため)
・一日の大部分を薬物に費やし、社会生活に支障をきたす (薬物入手、使用、回復のために使う)
薬物依存症になると、脳の機能も悪くなり、自分の意志で辞めることが難しくなります。病気治療に必要な薬でも、誤った使い方を続けてしまうと依存の危険性があります。薬物依存になると、薬を入手するためにあらゆる手段を使うようになり、自分だけではなく、大切なまわりの人も苦しめます。
もし、薬物に手を出してしまったら、一人で治すことは困難ですので、少しでも早く専門機関の助けを借りることをお勧めします。並大抵の努力ではありませんが、自己コントロールの継続を目標として、焦らず社会への復帰を目指してください。大切な家族の為、何より自分自身のために…
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