辛いうつの予防法

飯塚和美

飯塚和美

テーマ:健康な日常を送るために

今日は「うつの予防法」についてお話しします。
うつになる人は、心の弱い人だと思う方もいますが、本来うつになる人は、責任感が強く完璧主義でまじめな人に多く見られます。仕事を抱えすぎて肉体的にも精神的にも疲れて、知らず知らずに追い込まれてしまいます。

「ネガティブな性格じゃないから、自分はならない」と思う人でも、些細な事が積み重なって起こってしまう場合も多いので「自分だけは大丈夫」などと過信しすぎは禁物です。誰でも、ストレスや疲れがたまると自然に気持ちも落ちこんで、ネガティブになりやすいものです。うつにならないために、これらのことに気を付けましょう。


・柔軟な考えを持ちましょう。
 普段から物事の考え方を客観的に分析して、柔軟な考えを身につけましょう。でも、自分のこととなると分かりずらいので、周りの人に聞いてみるのも良いでしょう。大切なのは「これしかない」という考えにとらわれず、他の視点から考えられる柔軟性を身につける事です。

・なるべくストレスをためない工夫をしましょう。

・バランスのとれた食事も心がけましょう。
 肉類、牛乳、たらこ、納豆、チーズなど意識してとると良いでしょう。

・毎日光を取り入れる
 外に出て光を浴びましょう。外に出るのが難しい場合は、窓を開けて光を取り込みましょう。

・適度な運動を心がけましょう。
 運動することはストレス発散につながります。ただし、運動の苦手な人は逆効果になる場合もあるので、無理をせず散歩などできる範囲でかまいません。


以上が予防法ですが、うつは精神的なエネルギーが低下している状態です。
「楽しみが感じられない」「気力が出ない」「眠れない」「朝起き上がれない」「何を食べてもおいしくない」「集中力、判断力が落ちる」「物忘れがひどくなる」「頭痛、肩こり、めまい、動悸が続く」「胃の不快感、食欲不振」などが2週間以上続いて辛くなったら要注意です。一人で頑張りすぎないで周りの人に手助けしてもらうなどして、早めに専門家に相談しましょう。


物事の受け取り方を変えていくと、違う景色が見えてくる

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飯塚和美
専門家

飯塚和美(心理カウンセラー)

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

飯塚和美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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