誰だってパソコンが上手くなりたい!AI時代の3つの上達法とは

古賀竜一

古賀竜一

テーマ:ITリテラシーの向上

何か裏技とか抜け道、近道があるはず!


最近は、高齢者の方でもパソコンに興味を持ったり実際に使いこなしている方も大勢いらっしゃいます。また、仕事で使っている人でも、「業務にもっと有効利用できたら・・」と思っている方もたくさんいます。

しかし、実際には時間が無かったり、他のことで忙しかったりしてなかなかパソコンに割く時間が取れないのが現実です。

それに、習得するにはかなりの努力も必要で、出来ない自分に嫌気が差してきてパソコン操作自体が苦になってしまうこともあると思います。

最近はAIも普及しているので、少しづつ使い始めてみる人も多くなってきました。

たけど、「なかなかほしい情報が得られなかった」、とか「いくつもあってどのAIを使えばいいかわからない」、「本当に正しいのか確信が持てない」ということで有効活用に至っていない場合があります。

できれば最小の努力で最大の結果を得たい、AIに聞かなくてもすぐに上達する方法が何かあるんじゃないか? と思うのが人間の心理というもの。そこで、その手の本を買ってみたり、ネットで調べてみたりしてもなかなか見つからないですね。

その上、できる人から「一番の秘訣はやはり『努力』ですよ!頑張ってください!」などと言われれば

「なーんだ、結局それか・・・そういう話なら聞いてもしょうがない」となりますね。

努力なんてそんなのは誰だって分かっているし、それができれば苦労はしない・・・そうじゃなくて、もっと、こう、あるでしょう、「読んだだけでみるみる上達!」とか「この動画を見るだけでうまくなる!」、いや、理想としては「眠っている間に上達する方法」とかないの?と言いたいですよね。

努力の結晶が「裏技」だという誤解


要するに、何か裏技とか抜け道、近道がきっとあるに違いないと思っていて、誰もがそれを探したい、教えてほしいというのが本音でしょう。

では、そのようなものは本当にあるのでしょうか? パソコンも道具のうちの一つですから"使い方"というものがあって、"上手な使い方"というのも当然あります。

私がサポート現場で診断や修理などを短時間で、的確に判断したり解決したりするのを目の当たりにした人から「え~っ、すごい!一体どうやったんですか?何か裏ワザがあるんでしょ?その裏ワザ教えてほしい」と言われることが何度となくあります。

つい思わず出る言葉なのかもしれませんが、そう言われてしまうとITのサポートというものが日頃の努力の結晶として行われているとは思われていないフシがありますね。

そういうことを言われると本当にがっかりするのですが、良く考えてみるとこれも世相でしょうか、今時は子供がゲームで遊ぶ際に「チート」を使う場合があるそうです。

実はみんな「チート」が大好き

「チート」とは"cheat"という英語で、「騙し」や「ズル」という意味。

アイテムやパワー、ライフなどを不正にプログラム操作して最強にしたり無限にしたりしてゲームで敵をなぎ倒すというもの。

それと同じように、パソコンサポートも裏技という「チート」があるはずだと言いたいのでしょう。

そういうものと日頃の技術研鑽の努力の結果が同列にされるとは思ってもみませんでしたが、そのような感覚で常に社会を見ている人がいるとなると、真面目な努力というのは報われませんね。

普通の人がパソコンのトラブル解決でチートを使ったら一体どうなるのでしょうか?

検索をかけると”パソコン修復ツール”だとか”なんとかクリーナー”などたくさん出てきます。とても便利そうで自分でもできそうですが、「罠」が見えていません。

パソコンを簡単に修復するとかパソコンを速くするとかいう偽の迷惑ツールの被害に遭う人と言うのは、このような「チート」的な便利さを求めた挙句、簡単に被害に遭ってるわけです。

このことでも分かるように自分で調べたり考えたりする努力よりも実はみんな「チート」のほうが大好きなんです。

しかし「チート」を使ってゲームをしていた子供たちが社会人になっても、社会生活で「チート」を探したりアテにしたりするようになってしまっては困ります。

今時の社会ではコンプライアンス重視の世の中ですので、程度によっては問題になってしまいます。

けれども23世紀でもコバヤシ丸テストで「チート」を使って出世した船長がいますのでこの問題は次世代までは持ち越しになるようですが・・・

冗談はさておき、パソコンの上達も他の学習と同じでやはりそれなりの時間をかけて自分で努力する以外にありません。要するにチートも近道も「寝ている間に上達」もしないということです。

ところが、AIの登場でそういうことを言っていられない時代になりつつあります。

AIの登場は“チート級”!

AI時代に突入し、私たちのパソコン学習は大きく変わり始めています。これまで一般的だったパソコン教室や参考書だけでなく、AIを活用して学習する人も急増しています。

AIは時に誤った回答をすることがあります。しかし現在では複数のAIや公式情報を照合することで、情報の信頼性を確認しやすくなりました。

特に、分からないことをその場ですぐ質問できる点は非常に強力です。まるで個人専用の家庭教師のように、初心者にも分かりやすく説明してくれます。

一方で、AIの情報をそのまま鵜呑みにするのは危険です。実際、人間の講師でさえも情報の質に差があり、過去には怪しいフリーソフトを勧められて生徒がトラブルになった事例もありました。

これからの時代に重要なのは、単なるパソコン操作の知識だけではありません。AIの回答を正しく使い、見極めるための『情報リテラシー』こそが重要になってきているのです。

情報リテラシー、パソコンの本質については以下のコラムもご参考ください。

なぜ騙されるの?クリティカルシンキングでフレーミング効果を見抜く
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/5141852/

パソコンが「できる」と「使える」は違う!本当に必要な3つの要素
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/4006084/

上達するための秘訣と3つの視点とは

効率アップのため省力化を図る努力をすることは良い事だと思います。しかし、手抜きをするために最初から努力を放棄していては、上達どころかますます身に付かなくなります。

パソコンを上手に使いこなしたいというのならば、AIに頼っても、やはり皆さんが嫌い・苦手な「努力と継続」は必要です。最良の秘訣は「目標」を持つということです。

上達するための自分の目標を見つける事が出来れば上達は早いと思います。そしてそれを途中であきらめない。

○○をできるように頑張る!という小さな目標を少しづつ継続すれば、ちりも積もれば・・で積み重ねたものは必ず自分の物になります。

ネット上のマルウェアが潜む「ステマ情報ブログ」とか「パソコンに詳しい身近な人」という便利な「チート」に頼り放しでは上達は先送りとなってしまいます。

その上、簡単に手に入るそれらの情報は決して確かなものとはいえず、かえって上達の遠回りになってしまうことがあります。

情報リテラシーの向上をまず優先し、AIを効果的に使うことがこれからの時代、パソコンの上達には必要でしょう。

ということで、パソコン上達の3つの視点とは

1.最良の上達法は「目標」を持ち「継続する」ということ。
2.最大の上達法は「自分でやる」こと
3.最強の上達法は「情報リテラシー」を磨く

以上の3点で、パソコンの上達を目指して、AI時代を有意義なものにしましょう。

筆者実績:http://www.kumin.ne.jp/kiw/#ss

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