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コラム

ネットでいきなり利用請求画面やウイルス警告表示が出て消えない!どうしたらいいの?その対処法

2022年6月7日 公開 / 2022年6月8日更新

テーマ:セキュリティー対策、個人情報管理

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: ITマネジメントパソコントラブルパソコン修理 業者

Web利用に詳しくない人を怖がらせ、従わせる手法

●インターネットでいろんなページを閲覧中に、人の興味を引くような記事を目にしてつい見たくなり、好奇心ややじうま根性を承知の上でアクセスクしてしまうことはだれにでもあることだと思います。すると突然サイト利用請求という画面が出てきて消えなくなってしまうことがあります。

●しかし、最近は危険がなく悪質ではない、普通のページからのアクセスでもそういった表示が出ることがあります。あるいはパソコンやスマホがウイルスに感染しているといってセキュリティー上の問題があるかのような表示を示してくることもあります。

●そういったものは、ブラウザのポップアップなどシステムの正規の標準機能を使ったり、あるいは制御されていないスクリプト、またはソフトウェアの脆弱性を狙って画面に表示するためセキュリティー対策ソフトでも防御がほとんど出来ません。広告ブロックなどのアドオンで非表示にすることはできますが、ポップアップ表示の制御が上手くできないと大切なページで情報の見逃しなどが発生することがあり、安易な導入も難しくなります。

●画面には、あたかも会員登録が終わったかのような記載や利用金額、電話番号などの連絡先があり、中にはタイマー表示で何日以内に支払うようにと、期限をカウントし始めるものまであります。セキュリティーの問題があるという表示なら「Windowsアラート」とか「MicrosoftーWindowsサポート」などの表示で正規の表示であるかのように装いだまします。

●さらに、「IPアドレスを保存しました」などと表示され、身元を特定したかのような表記まであり、Webのことを良く知らない人を怖がらせます。

●そのサイトを訪れたのは確かだったとしても、入会に同意した覚えも無いのにこのような画面の表示の通り代金を支払わないといけないのでしょうか?また、身元が本当に特定されてしまったのでしょうか?または本当に表示の通りウイルスの被害にあってしまったというのでしょうか?



独立行政法人 国民生活センター
[2022年2月24日:公表]
そのセキュリティ警告画面・警告音は偽物です!「サポート詐欺」にご注意!!
-電話をかけない!電子マネーやクレジットカードで料金を支払わない!-
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220224_2.html

その警告画面・警告音は偽物です!!(PDFで開きます)
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20220224_2_lf.pdf

不正請求画面やセキュリティー警告は脅しているだけ

●怪しげなサイトや好奇心をあおるリンクから入った場合は本人に心当たりがありますので、まじめな人の「後ろめたさ」に付け込む手口というわけです。また、セキュリティーの問題があるという表示の場合は、ITに詳しくない人を陥れる手口です。そういったものはサポートと称して集めた金銭で健全な運営をしているわけではなく、脅かしてお金を巻き上げようという魂胆がある悪質な「サポート詐欺」なのです。

●ネットで課金ビジネスを行う場合は、特定商取引法に則って行わなければいけません。ところがこのようなサイトは、法的に必要な法定の表示などがない法に則ることのない不当なものや違法なものです。会員登録済み表記と請求のみといった契約要件が何ら成立していない手法で行われていて、請求には何の正当性もないばかりか契約事実自体すらありません。

●そのような表示の多くは単なる脅かしに過ぎず、要するに「不正請求」なので、支払う根拠も義務もありません。完全に無視して構わないのです。

ネット表記の脅かしに屈しない

●それでも「IPアドレスを保存中」というような表示があるので、知られた以上身元が分かるのではないか?と心配になるかもしれません。しかし、IPアドレスを知られることが即、個人情報を知られることになるわけではありません。

●IPアドレスは、ネットの仕組み上必要不可欠で、それ自体はWebページを開く際にどんなサイトでもパソコンなどの端末とやり取りをしているものであり、知られることが特に危険というわけでも何でもありません。

●確かにネット犯罪の捜査などではIPアドレスを元に犯人を追うわけですが、これはプロバイダに特別に開示請求を依頼してからでないと知ることができないもので、そう簡単にIPから個人情報が知らされることは余程のことでない限りありません。それは通信の自由や検閲の禁止などによって厳しい制約があるからです。

●警察でもそうですから、ましてや怪しいサイトの運営者がIPアドレスを開示請求しても、プロバイダは正当な理由がない限り応じることはないでしょう。

●そのように特に問題がないのに「いろいろと面倒なことはご免だから数万円で済む話なら払ってしまおう・・・」という判断は絶対にやめましょう。相手の思う壺です。専門用語やIT用語の表示に恐れることはなく、そういうものに対しては無視することが対処法としては一番なのです。

●ところが、問題なのはすでにお金を払ってしまった、電話をかけてしまった、など相手に情報を与えてしまっている場合です。

既にお金を支払ってしまった場合

●お金を支払っても、請求画面表示が消えることはありませんし、さらに悪いことに、そのサイト運営者から架空の追加請求が来てしまうことも実際にあります。言われるがままに何度も支払って被害を拡大させてはいけません。手口はコンビニなどでプリペイドカードなどを購入させる方法です。

●被害多発でコンビニの店員さんにもプリペイドカード購入者についての注意喚起が行われています。

電話をかけてしまった場合

●詐欺表示が出た場合に「相手が不正をしているならば毅然とした態度を示そう」と、表示してある電話番号へ退会依頼や苦情、警告の電話など、内容に限らず電話をしてはいけません。相手に電話番号が知られると、その後しつこく掛けてくることがあり、電話番号から住所、氏名など個人情報が知られることになったりします。

●絶対に表示している連絡先に連絡や話をしないことです。正義感が仇となってしまうので、まともに相手をしてはいけません。しつこくかけてくる場合は、警察に相談していると言っておきましょう。あえて面倒は避けたがるのでその後電話がかかってくることはほぼありません。

クレジットカードを入力してしまった場合

●念のため、すぐにクレジットカード会社に電話をし、事情を説明してカードを止めてもらってください。その後の対応はクレジットカードの会社に事情を説明して再発行などを検討すべきでしょう。

請求表示が画面から消えない、何度も出てくる

●通常であれば、ブラウザ(ネット閲覧ソフト)の「履歴」やキャッシュを削除するだけで解決します。その後端末を再起動して再度出てこなければOKです。

●それでも出てくる請求画面表示は、削除されにくくするような悪質な細工がしてあり、消すのに成功したと思っても再度画面に表示されなかなか消すことができません。ウイルスのようなもので非常に厄介です。システムの復元などで対処は可能ですができれば専門業者などに依頼して診断してもらいましょう。

●怪しいサイトには近づかず、不正請求が表示されても、支払って解決しようとする"事なかれ"対応や間違った正義感で"電突"などをしないようにしてください。とにかくネット詐欺は完全無視に限ります。

NetProve ネットプローブ「情報管理サービス」
九州インターワークス
http://www.kumin.ne.jp/kiw/security.html

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この記事を書いたプロ

古賀竜一

コンピューターサポートのプロ

古賀竜一(九州インターワークス)

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