Yahoo!のID、パスワードを忘れた場合の復旧方法と登録状況の確認
いまだになくならない「警告風広告」や偽サポート誘導
●下図の表示は、先日あるユーザーの方のパソコンを診断していた際に、YouTubeの動画再生中に表示されたものです。
●表示された場所は動画内の広告欄。内容を見ると、まるでパソコンに異常が発生しているかのような警告表示に見えます。しかし実際には、不要ソフトや偽サポート、詐欺サイトなどへ誘導することを目的とした広告であるケースがあります。
●特に「ウイルス感染」「今すぐ修復」「高速化」「ドライバ更新」などを強調する表示には注意が必要です。安易にクリックしたり、表示された指示に従ったりしないようにしてください。
●YouTubeのような有名サイトで表示されるため、「サイト側からの正式な警告」や「パソコン自体の警告」と誤解してしまう方も少なくありません。
●その結果、表示された内容を信用してソフトをインストールしてしまい、不要な常駐ソフトが増えたり、ブラウザ通知が大量に表示されたり、有料サポート契約へ誘導されたりする被害につながることがあります。
なぜ大手サイトでも問題広告が表示されるのか
●「なぜYouTubeのような大手サイトで、このような広告が表示されるのか」と疑問に感じる方も多いと思います。
●現在のインターネット広告は、大部分が自動配信システムによって運営されています。広告の数は非常に膨大で、しかも広告内容は日々変化しています。
●そのため運営側でも広告審査や削除対応は行われていますが、悪質な広告を完全に排除することは非常に難しいのが現実です。
●さらに悪質な広告業者は、
・短期間で広告アカウントを作り直す
・審査時だけ正常な内容を表示する
・アクセス地域や環境で表示内容を変える
・一見すると普通のシステム通知に見せる
など、さまざまな手法を使って広告審査をすり抜けようとします。
●そのため、一度削除されても似たような広告が何度も現れる状況が続いているのです。
●特にITサービスは広告収益モデルに依存している部分も大きいため、広告配信の規模が巨大化し、人間だけで完全管理することが難しくなっています。これは現在のインターネット全体が抱えている課題の一つともいえるでしょう。
「公式っぽい表示」だけで信用してはいけない
●以前には、「Microsoft Partner」などの表記を利用して信用させようとする迷惑ソフトや広告も多く見られました。
●現在でも、
・Microsoft
・Google
・Apple
・McAfee
・Norton
など、有名企業の名前やロゴを利用して信用させようとする手法は数多く存在しています。
●しかし、それらのロゴや表記があるからといって、安全性まで保証されているわけではありません。
●特に「公式認定」「推奨」「今すぐ修復」といった言葉を強調する表示ほど、一度立ち止まって確認することが重要です。
●本当に必要なソフトであれば、広告からではなく、必ず公式サイトから直接ダウンロードするようにしてください。
ユーザー自身の「見分ける力」も重要
●このような問題は、運営企業側の対策だけですべて防げるものではありません。
●そのため現在では、ユーザー自身が
・怪しい警告を信用しない
・突然表示された番号へ電話しない
・安易にソフトをインストールしない
・ブラウザ通知を許可しない
・OSやブラウザを最新状態に保つ
といった基本的な対策を知っておくことが重要になっています。
●特に最近は、偽のセキュリティ警告から「サポートセンター」を名乗る電話詐欺へ誘導するケースも増えています。表示された電話番号へ連絡してしまうと、高額請求や遠隔操作被害につながることもあります。
以下のコラムも参考にしてください。
「パソコンから突然大きな警告音が!ウイルス検出もMicrosoftサポートも偽物、詐欺です」
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/5112870/
●何でも疑えばよいというわけではありませんが、「本当に安全なのかわからない」と感じた場合は、表示内容をそのまま信用せず、家族や専門家へ相談することも大切です。
●インターネット広告や警告表示は年々巧妙化しています。だからこそ、「有名サイトだから絶対安全」と思い込まず、冷静に判断することが自己防衛につながるのです。
九州インターワークス 注目のページ
「ネットセキュリティー Net Prove」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/security.html


