マイベストプロ大阪
高塚哲治

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治(たかつかてつじ) / 建築家

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

コラム

盗難「ピカソ」の絵などを焼却?

2013年12月6日 公開 / 2020年12月28日更新

テーマ:旬の話題

コラムカテゴリ:住宅・建物

 「オランダ」の「ロッテルダム」(Rotterdam)の「クンストハル(Kunsthal)美術館」から昨年10月に、わずか90秒足らずの間に「パブロ・ピカソ」(Pablo Picasso)や「クロード・モネ」(Claude Monet)などの7作品が盗みだされた事件で、逮捕された容疑者の母親が【盗難絵画を燃やした】と供述しているそうです。「ルーマニア」の通信社「メディアファクス」(Mediafax)が16日に伝えています。
 今年1月に逮捕された「ラドゥ・ドガル」(Radu Dogaru)被告の母親は【証拠隠滅】のため、総額1億ユーロ(約130億円)を超える作品を自宅のかまどで燃やしたと話しているといいます。
【作品の入ったスーツケースを自宅のかまどに入れた。薪と室内履き、ゴム靴もかまどに入れ、完全に燃え尽きるのを待った】ということです。
 裁判所に提出された書類によると、母親は【非常に深刻なことが起きたと認識し、息子が逮捕された今年1月以降、とても恐れていた】と述べ、5月には捜査員が母親の自宅のかまどの灰を徹底的に調べたと報じ、絵画が燃やされたのではないかと心配されていました。
 被害に遭った作品は「ピカソ」の「アルルカンの頭部(Tete d'Arlequin)」、「モネ」の「ウォータールー橋、ロンドン(Waterloo Bridge, London)」、「ルシアン・フロイド」(Lucian Freud)の「Woman with Eyes Closed」など。「世紀の盗難」と言われるこの事件の裁判は8月に行われる予定です。








《讀賣新聞13.11.27夕刊》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

この記事を書いたプロ

高塚哲治

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治(タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所)

Share

関連するコラム

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ大阪
  3. 大阪の住宅・建物
  4. 大阪の注文住宅・住宅設計
  5. 高塚哲治
  6. コラム一覧
  7. 盗難「ピカソ」の絵などを焼却?

© My Best Pro