- お電話での
お問い合わせ - 06-6862-6831
コラム
「倒壊危険家屋」の撤去開始:「大阪市行政代執行」
2013年12月5日 公開 / 2020年12月28日更新
「大阪市」は、倒壊の危険がある城東区新喜多の老朽家屋1棟を「建築基準法」の定める「危険な建築物」と判断し、解体撤去の「行政代執行」を始めました。
所有者が対策の求めに応じなかったもので、撤去費用約400万円は所有者に請求されます。「大阪市」が老朽化を理由に解体の「行政代執行」を行うのは7年ぶり2例目だそうです。
作業が始まったのは、築50年以上の木造2階建てで、床面積120㎡の住宅で、現在は空き家になっているものです。
屋根は陥没し、建物全体が傾くなど、前を走る道路や線路への影響が懸念され、「大阪市」は8年前から指導・命令してきましたが、そのまま放置されていた家屋です。
「大阪市」によると、昨年度までの5年間で約560の老朽家屋を把握し、このうち約300件が現段階で改善されていない状況だそうです。
この12月には、西成区の老朽家屋でも「行政代執行」が予定されているようです。
《讀賣新聞13.11.26》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所
関連するコラム
- 「建築の品質崩壊!」(「建築生産システム」の最適化へ向けて。) 2014-09-25
- 「免振ゴム」性能不足 2015-03-16
- 「外壁タイル」はく離で訴訟 2015-06-26
- 「欠陥マンション」(東京・青山)発覚:【建築プロセスの最適化】の重要性 2014-02-25
- 「マンション」が傾斜:横浜市 2014-06-10
カテゴリから記事を探す
高塚哲治プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。