基本四原則と実践的マーケティングで勝つ
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、京都で新規コンサルティング契約。
スーパーマーケットを遣ったことのない社長が、スーパーマーケットを遣りたいという相談を、数年前受けて、何度か面談していた。
そして、今年、あるスーパーマーケットを引き継ぎ、実際に営業を始めました。
「日本にない、楽しい店をつくる」ことが、社長の目標。
出店店舗数も、目標設定が出来ている。
私の役割は、スーパーマーケットの抑えておくべき基本を伝えることです。
(現存するスーパーマーケットでも、出来ていない企業は、山ほどありますが((笑)))
価値を創造し、顧客を創造する、とても楽しい仕事になります。
売場は、「楽しく」「面白く」情緒的価値を生み、且つ、科学的に作られる。
バックルームは、生産効率を考え、ムダのない生産性の高い工場。
これによって、ビジネスを成立させて、営業利益を拡大します。
とは言え、社長から相談を受けたときは、正直「どうしたものか」と考え込みました。
しかし、彼の熱意と、型破りな独創性から、私自身もやってみたくなりました。
人がやらないこと。
出来そうもないこと。
他人が、
「止めといた方が良いよ」ということ。
これは、面白い。
徐々に、心の中からムラムラと「やってみよう」という思いが湧いてきます。
型破りな商品構成と品揃え、情緒的価値を支える実践的マーケティングと、それを実現する、生産性の高いオペレーション・システムの確立。
普通あり得ない。
経営として成り立たない。
と言われることに挑戦することにもなります。
ムズムズしてきます。
近いうちに、その内容をお伝え出来ることになります。
因みに、ジリ貧の店は、
「楽しさ」「面白さ」がない店が多くあります。
価値のある商品を売場に並べているのに、お客に伝わっていない。
低価格だけが、お客の来店行動になると思っている。
そもそも、作業や仕組みが無い。または、そのレベルが低すぎる。
ということが、ほとんど当てはまります。
戦術を習っても、営業利益を拡大することには、繋がりにくいと言えます。
「売れてします」実践的マーケティング。
生産性の高いオペレーション。
この二つを、を正しく学びましょう。