スーパーの売上を上げる8施策まとめ 買い上げ点数を上げ、客単価向上を目指せ
価格競争に、神経をとがらせていては、ムダな時間を使ってストレスをため込むようなものです。
お客の「美味しい」「楽しい」「面白い」の声に焦点を合わせて、仕事をすれば、こちらも楽しくなります。
価格競争は、フロントエンドを理解して、集客の仕掛けと割り切り、バックエンド(儲けの仕掛け)の強化を考えましょう。
そうすれば、商売は俄然楽しいものになります。
そのためには、それを実現してくれる、商品を仕入れることです。
先ずは、これが出来なければなりません。
そして、それを如何にして、「お客に伝えるのか」のマーケティングのスキルが必要になってきます。
これも、ドギドキ感のある、とても楽しい仕事になってきます。
今回は、それを解説していきます。
右腕をつくれ‼
どうしたら、お客が悦んでくれるような、商品を仕入れられるのでしょうか…。
簡単な方法。それは、その専門のベンダーを探すことです。
「安くしてください」ではなく、
「美味しい商品ありませんか?」と聞く癖を付けるのです。
先ずは、現在お付き合いしている問屋さんに聞くことです。
そして、常に「美味しい商品を探している」ことをほかのだれかに、『発信し続ける』ことです。
そうすれば、時間が経つにつれ、助けてくれる人が自然に出てきてくれます。
そして、あなたの『思いを伝える』ことによって、「こういう商品、どうでしょう」と、案内してくれます。
いつの間にか、自社のバイヤーの役目をしてくれる存在になります。
あなたの右腕の存在になってくれます。
あなたの理解者であり、共に目標に向かって進む協力者になってくれます。
コンセプトの共有と相乗効果
重要なことは、「こういうことがしたい」「こういうものを売りたい」と、ハッキリと相手に伝えることです。
そのことを共有して行動することによって、それぞれに良い仕事が出来る、Win-Winの関係を構築することが出来ます。
時間の経過と共に、多くの相乗効果も出てくるようになると思います。
例えば、ベンダーが商品を探してくれて、且つ「こんなPOP見つけました」と案内してくれることも、あるでしょう。
良い商品+効果のあるPOPで、販売数が一挙に拡大することも十分考えられます。
ベンダー側にしても、自分の確信した商品を、自分の売場で販売するようなものです。
販売数を簡単に伸ばすことが可能となります。
思いを共有するということ
Win-Winの関係性が出来たら、
例えば、「予算1,000個」と、「どう見ても無理」と思えるような予算を設定したとしても、ベンダーとバイヤーが、二人で知恵を出し合って考えることが出来るようになります。
ベンダー側は、「他所でこんなことやってましたよ」、「こんな売り方で、良く売れてましたよ」と、効果的なプロモーションの情報を探してくれることも有るでしょう。
相乗効果を発揮して、今まで考えも付かなかったアイデアが、突然生まれることも十分に考えられます。
この様なことで、高い予算も、グッとその目標に近づくことになります。
良い関係性を築く‼
どちらにしても、結果はお客が決めることとなります。
そして、お客も人。ベンダーも人。そして、バイヤーも人です。
共に、「美味しい」「楽しい」「面白い」で繋がれば、ビジネスは、間違いなく上手くいきます。
良い関係性で、お客はお店のファンになり、ベンダーとバイヤーは長年の良きパートナーの関係を築くことが出来るでしょう。
自分だけで考えていても、出てくるアイデアは、たかが知れています。
ましてや、売場展開やプロモーションなど、具体的なことになれば、なおさらです。
右腕になってくれる協力者を探しましょう。
「教えてください」と、確固を付けずに、お願いしましょう。
「こういうことが、やりたいんです」と、思いを伝えましょう。
ビジネスは、思った以上に発展することになると思います。
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