自筆証書遺言を使いやすくする改正 ☆遺言・相続vol.10③☆
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
ともかく、セミナーの準備をしている時から、ハードですが楽しかったです。
平成27年1月29日、クレオ大阪南主催の男女共同参画セミナー
50代からの暮らし安心塾「はじめて学ぶ成年後見制度」
この日は、2回シリーズの第1回。
~エンディングノート、遺言、クーリングオフや金銭トラブルの実態~
こんなお話しをしました。
・点検商法や二次原野商法被害の話、そして葬儀のトラブルについて
・エンディングノートの活用法
・相続そして遺産分割協議の難しさからの、遺言の薦め
そして、新しいテーマ、「老後の暮らしとお金の話」
相続税法の改正で、テレビや新聞、雑誌で、皆さんの危機意識が高まってきています。
それでも、相続税の対象となる相続は、改正前で4%の相続。
改正後は、1.5倍の6%の相続について対象となると言われています。
6%です。
「本当に、誰でも彼でも、相続税対策が必要なのか?」常々思っていました。
そこで、冷静に判断するための資料を提供したいと準備しました。
平均寿命まで生きるとして、必要な、あるいは、ゆとりある生活を送るために
生活費は、どの位みておくか。
年金やその他継続的な収入との差額を蓄えで補填します。
介護が必要になった場合にも、在宅介護か施設介護かによっても違ってきます。
介護度によって、介護保険で受けられるサービスを具体的に見ていきました。
単身世帯かどうかでも、違ってきます。
果たして、介護に備えておく金額はどの位か。
相続税を計算するには、基礎控除のほかにも配偶者控除や小規模宅地や事業用地の特例といったものもあります。
それでもまだ、あなたの財産を減らしておく必要がありますか。
これは、これまでの私のセミナーになかったものです。
相続税対策は必要なくても、「相続対策は必要」な方は6%では収まらないはず。
先ずは、最近の相続について勉強をして、
備えておこうと思った方には、
「相続対策」として遺言についても勉強していただきたいと考えています。
クレオ大阪南のHPクレオ大阪スタッフブログで、当日のセミナーを紹介して下さっています。
ご覧下さい。
私たちは、笑顔の和を広げます。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.jp
☎06-6365-1755