自筆証書遺言を使いやすくする改正 ☆遺言・相続vol.10③☆
こんにちは、佐井惠子です。
相続税は税理士さん、相続争いは弁護士さん。
ごく普通の家庭における相続登記は、司法書士にご依頼いただくのがストライクだと思っています。
「葬祭サービス業に、相続手続きサービス」という記事に違和感を受けました。
市場や商店街がさびれて、野菜の調理法やお魚の食べ方を教えてもらう機会も減り、
お買いものは、大きなスーパーマーケットで済ませ、物の売り買いだけできれば十分。
そんな社会が、相続手続きの場面においても広がってくるというのでしょうか。
2013年2月4日日経新聞朝刊には、
インターネットで定額葬祭プランを販売する会社が、
付加メニューとして、法律事務所と提携し、相続手続きの代行料金を一律で提供するという記事。
ご相談には、司法書士本職が応じるのが当たり前。
相続の相談場面で、必要書類をお伝えするだけでは値打ちがありません。
任せて良かった、これで安心と思ってもらわないと。
代行会社に頼んでしまって、この機会にあれこれ質問する機会もなく、
もったいないなあと思ってしまいます。
相続登記は司法書士の仕事だと、一般の方に知っていただけていないのかもしれません。
一人でも多くの方と、会って、話して、共感して、頼りにしてもらえるよう。
私の事務所に、相続手続きを依頼しよう、頼んでよかったと思っていただけるよう、
努力していきます。
今日は、反省も込めて。
笑顔の和が広がりますように
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.jp