蚊取り線香型蛍光灯 ☆成年後見vol.2⑦☆
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
140年と聞いて、長いなあと感じます。
明治4年末に裁判所ができて、
明治5年(1872年)8月3日、太政官無号達で司法職務定制が定められ、
「証書人・代書人・代言人」の3つの職能が誕生しました。
証書人は現在の公証人、代書人は現在の司法書士、代言人は現在の弁護士にあたります。
(http://www.shiho-shoshi.or.jp/association/info_disclosure/info/info_detail.php?article_id=114)
2012年版司法書士白書によれば、2011年現在の司法書士20,606名。
男女構成比は、男性17,486名 84.8%、女性3,120名 15.2%
大阪司法書士会の会員は、2,215 名中、男性1,797名、女性418名で、平均より女性は多いですね。
年代別では、東京司法書士会で30代が群を抜いて多いのに比べ、地方では60代が多いのが対照的です。
大阪は、30代が一番多いですが、40代、50代となだらかに減少して、
60代で40代と同じ位の人数を占めています。
全国の統計で面白いのは、登録年数9年以下が40%で、30年以上の者は24.2%。
60代であっても、9年以下という方も珍しくないようです。
社会に出て、第二の人生として司法書士を選択したという方が多かったと思われます。
今後は、大学を出て、就職を経験しないで、すぐに司法書士試験に合格し、
司法書士の世界に入ってくる若者が増えてくるでしょう。
私もそうでしたし、新しく事務所に迎えた新人司法書士も同じです。
大学卒業後すぐでなくても、会社に就職して30才前後に司法書士となった若い人を、
司法書士として育てると共に、社会人としても育む責任が、司法書士界にも求められていると思います。
若い人に、一生をかける仕事として、魅力ある仕事と映ったのなら、
司法書士の一人として、それに応えたいものです。
笑顔の輪が広がりますように。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com