脳トレの問題点　☆成年後見　vol.5⑯☆　　

こんにちは、司法書士佐井惠子です。
平成23年5月21日（土）朝日新聞朝刊、藤田一郎大阪大学大学院教授の、
「脳が良くなる」は疑う・・・という記事に、脳トレゲームは効果が不確かなのに、
施設などで認知症患者さんやお年寄りが、なかば強制的に学習させられているが、
自分で選べない人がやらされているなら、無視できないとありました。

私自身は、毎日パソコン画面を見て仕事をしているので、これ以上、画面を注視するようなことはしたくないし、
そんなに簡単に賢くなったりするなら、苦労ない等と思っていたので、やったことはないのですが、
記事を読んで、何やらほっとしました。

ただ、実際に脳トレをしている施設があるとは、知りませんでした。
きっと、やっている方は善意からのことだろうと思います。
ですが、「脳のメカニズムはまだまだ不明」ということです。
何でも鵜呑みにしない、自分でも考えるようにしないといけないのですが、
科学者でもないので、わからないこと＝真実でないこと、と決めつけるわけにもいかないところが、困ったところです。
もっともっと、認知症や脳について科学者に研究をすすめてほしいですね。

信じることができると、人は楽になりますが、思考が停止してしまいます。
それが、いかに恐ろしいか、私たちは経験しています。
だまされないぞ！その位でいないといけません。

司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com