縁起物 皇帝の龍のカレンダー
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
最近は、ネットで法律を確認できて便利ですね。
その法律の中で、例えば「定款の定め」という言葉を含んだ条文を検索する、
という使い方もできますし、
一年に一度発行される六法全書よりも、改正された法律をフォローするのが早い点でも、優れています。
それでも、事務所では毎年六法全書を購入しますし、もちろん、前年の六法は捨てません。
司法書士になりたての頃、古い六法は大切に残しておくようにと、
先輩の司法書士から教わりました。
六法全書のほかには、当時の「改正○○」と題した立法担当者著の解説本も役に立ちます。
古い六法のどこを見るのかといえば、
もちろん、先ずは当該条文を見るのですが、より重要なのは、
各法律の後ろの位置にある「附則」。これが特に重要です。
附則は、それまでの法律と新しい法律の橋渡し的存在で大変重要です。
事務所にある本棚をご覧になって、沢山の本ですねと言っていただくことがあります。
その中には、古い本も混じっていますが、それらは、捨て忘れた本ではなく、
渋うく、出番を待っている本、なのです。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com