養子縁組は何度でもといいますが ☆遺言・相続vol.8④☆
みなさん、こんにちは。司法書士 佐井惠子です。
書店に行くと、色々なエンディングノートが売っています。ご存じでしたか?
エンディングノートとは、ご自身の医療や葬儀、お墓など、
自分の望みを書いて、万一の時に備えるものです。
自分の来歴を書く欄もあります。
エンディングノートの意義は、
書き始めることで、今まで考えたこともないことを、考えるきっかけになるということ。
人それぞれでしょうが、私は、書いている内に、
ああ、自分はそんな風に考えていたんだと、気がつくことがあります。
もう一つは、元気な内から、そういったことを家族と話し合う機会が作れること。
周りの方も、色々と慮って悩まなくて良くなる。
ああ、そんな風に思っているんだ。知らなかったと。
更には、遺言を考える前に、来歴、「自分史」を書いてみることをお薦めします。
「だから自分はこういう遺言を書きたかったんだ。」と、
自分で気づき、納得することができると思うからです。
仕事を通じての実感としては、自分の最後についての問題を解決してしまうと、
途端に、肩の荷が下りた感じで、爽快!と、話される方が多いのです。
自分の最後は、日常から、ぽーんとかけ離れたところにあるわけではないですから。
司法書士佐井惠子
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