中古マンションをリフォームで収納力をグーンとUP
一口に中古マンションのリフォームといっても、大規模なものから部分的なものまで幅広いです。
住む方の家族構成やライフスタイルなどに合わせて、リフォームの内容も規模も変わります。
ここでは、中古マンションのリフォーム事例を紹介します。
中古マンションの大規模リフォームの事例について
Aさんのマンション(築年数:25年、施工面積:50m²)の大規模なリフォーム(施工費用:7,000,000円、工期:60日間)について紹介します。
シングルライフを満喫するAさんは、転勤を機会に父親が所有していたマンションに住むことになりました。
マンションは築年数25年ということもあって老朽化した部分も目立つため、Aさんは思い切ってリフォームを決意しました。
リフォームのテーマは、使い勝手を向上させ、プライバシーも保護し、同居の愛猫と快適に暮らせることでした。
リフォーム前のマンションは、外から玄関ドアを開けると、リビングやキッチンなど生活空間が丸見えだったため、リフォームでは、キッチンを移動してリビングに内壁を設置して、シューズクローゼットがある広い玄関を作りました。
細長く取った玄関が目隠しとなりプライバシーが守られ、シューズクローゼットに多くの靴が収納できるようになり大変便利になりました。
一方、朝起きて身支度をするケースと、休日などくつろぐケースを考え、寝室から各部屋などへの移動を短縮するために、寝室から玄関やトイレ、浴室に行けるドアと、リビングダイニングに行けるドアを設置して、回遊導線を変更しました。
リビングにはキャットウォークを設け愛猫の遊びスペースとしました。
室内にある設備は、ブラウン系の同系色の家具、収納、キッチンカウンターにして、室内全体に統一感を持たせました。
ブラウンに統一された室内によく合う白い壁紙を貼る事によって、落ち着いた雰囲気が感じられるようになりました。
中古マンションの中規模リフォームの事例について
Bさんのマンション(築年数:25年、66㎡の4LDK)の中規模なリフォーム(施工費用:5,000,000円、工期:40日間))について紹介します。
Bさんは娘さんたちの独立や留学で、5人家族から夫婦だけの生活になることを機に、現在の家族構成や生活に合わせた全面的なリフォームです。
水廻り設備の入れ替えと、内装工事、そしてLDKに面した和室2室を解体し、小上がりを設けた広いLDKにリフォームしました。
全体的にはこれからシニア世代を迎える夫婦2人の大人の空間というのがコンセプトです。
明るさの中に、シックな落ち着いた空間はこれからの夫婦生活に新しい潤いをもたらせてくれることでしょう。
中古マンションの部分リフォームの事例について
Cさんのマンション(築年数:6年)の部分リフォーム(施工費用:2,700,000円、工期:28日間)について紹介します。
Cさんは奥さんと二人暮らしで、6年前に購入したマンションの和室が、風通しも悪く、湿気もあり使い勝手もいまいちのため使用頻度が低くなっているということでリフォームを決めました。
リフォームでは、リビングと和室をつなぎ、新しい畳を設置することで、明るく風通しも良くなり居心地の良い空間に一新しました。
和室には、堀座卓、PCスペースを設置し、機能にもこだわりました。
収納設備として造作の棚、ウォークインクローゼットも設置しました。
それぞれのリフォームにはそれぞれの生活スタイルとニーズがあります。
その生活スタイルとニーズは均一的なものではありません。
それぞれの事情に合わせてリフォームをすることが、これから暮らしていく住み手には一番重要な事なのです。
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