隣りとの外壁の隙間が狭く、足場も組めず体も入らない場所での外壁の貼り替えは可能なのか?
ご近所で外壁塗装の工事をやっている期間中、その工事店の営業マンが、「ご近所で外壁の塗り替えをやっています。今やっているお宅の工事の後、つづけてやらせていただくと、足場代をサービスします・・・」などと言ってきたり、そのような内容のチラシが入っていたりという事がありませんか?
実はこれ、訪問販売で外壁や、屋根工事を主に行っている工事業者の常とう手段なのです。
近所で顔見知りの方からご依頼いただいているという安心感と、引き続きの工事なので足場の割引及びサービスを謳い、お得感を演出する手法です。
ただし、本当に足場代が割り引かれたりサービスされるケースは少なく、業者の巧妙な見積もりの書き方で、お客様が錯覚し契約するケースは少なくありません。
これは悪徳業者のやり口で、過去に一つの社会問題として扱われています。
しかし、実際工事後足場を解体しもって帰るところを、解体しながら隣の家の足場を組むとなると、材料の搬出、搬入費は浮くことのなります。
或いは、2軒隣りの家を同時に足場を組ませていただき、2軒同時に解体するとなると、往復1回分の搬入、搬出費が浮くことになります。これを正直な形で、適正な価格で割り引き、わかりやすい形で提示してくれる業者がいるとすれば、それは本当の割り引いたサービスをメリットとしてうけることができます。
いや、むしろこちらが本来の真実のかたちで、多くのまともな工事業者が行っていることです。
一部の悪徳業者により、悪徳営業でクローズアップされているにすぎないのです。
2軒同時に工事を行うメリットは、足場代の割引だけではなく、塗装費や、諸経費などもスケールメリットに対する割引率が生じてきます。
例えば塗装費においても、塗装面積が多くなれば塗装単価の値引きや、たいてい一式価格で行われる、鉄部や、樋などの雑塗装も塗面積が多くなるので、数量単価で出してくれたり、一式価格を2軒同時施工として引き下げられたりします。
雑塗装一式1軒70000円のところ、2軒で100000円として1軒50000円になったりします。
そして諸経費は工事総額に合わせて算出される場合が多いので、当然工事総費用が安くなると、それに伴い諸経費額も引き下げられます。
このような諸経費まで含めての割引になると総額はかなりの割引になり大変お得です。
これは費用面に関してのメリットですが、それ以外のメリットも多くあります。
例えばもちろんほとんどの職人は一生懸命仕事をし、手を抜くようなことはありませんが、それでも人間のやることに絶対はありません。2件同時に現場に入る職人の延べ人数は当然多くなります。現場に携わる職人の仕事時間が多くなり、内容の濃い仕事が可能になります。
またお客様側からも仕事に対する評価の目も2軒分になるので、より熱の入った仕事になるのは間違いないところです。
このように訪問販売業者のゆうところのお得なサービスというのはあながちウソではないとおもいます。
2軒同時に着工させていただくことはむしろお得といっていいでしょう。
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