【法律改正】2018年6月成立「働き方改革」解説~中小企業の定義
【プロジェクト型 就業規則作成】では、プロジェクトの終盤に差しかかる頃、
メンバーみんなで「完成した内容」を吟味し、検討します。
なぜそこまでするのでしょうか?
それは「当事者意識を高め、メンバー自身の成果物に対する愛を深めるため」です。
つまり、どういうことなのか? 今回のコラムで説明していきます。
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※今回のコラムは全2回で
【プロジェクト型 就業規則作成】
社員が当事者意識を高めるための手法公開についてお伝えしていきます
(第1回)当事者意識を高めるためのたった1つの手法
(第2回)人は関わった時間が長くなればなるほど愛情が湧く ・就業規則を検討するポイント
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当事者意識を高めるためのたった1つの手法
当事者意識を高めるためのたった1つの手法、それは、社員(あるいはプロジェクトメンバー)に、
ある程度完成した内容を見せて吟味する機会を持つことです。
就業規則は最終的に経営者が決めればいんでしょ?
なぜ、メンバーでの検討が必要なの?
そうお感じの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、就業規則は社員の方の意見を聞いて、最終的には「会社が労基署に提出」するものです。
しかし「労基署にさえ出していれば」良いのでしょうか。
法的にはそのとおりですが、それでは当事者意識を高める貴重な機会を逃してしまいます。
特にプロジェクトを通じて、社員の方とワークを積み重ねてきたのならなおさらです。
就業規則を社員に見せ、共に作り上げるその目的は、会社の成長を自分ごとに感じるため。
具体的に言えば、「◯◯したい」
「◯◯してみたらもっとよくなるんじゃない」を引き出すためです。
だとすれば、経営者が作って「これが案です」と提示するより、あるいは
ワークショップだけ社員に参加してもらい「あとは経営者がアレンジします」というより、
メンバーが規則の全体像・内容を知るということが大切です。
むしろ就業規則を見せた社員に
「あなたたちが、社内で一番就業規則に詳しくなって、ぜひ他の社員に浸透させてくださいね」
と話し、伝道師としての役回りを担ってもらえば良いのです。
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※今回のコラムは全2回で
【プロジェクト型 就業規則作成】
社員が当事者意識を高めるための手法公開についてお伝えしていきます
(第1回)当事者意識を高めるためのたった1つの手法
(第2回)人は関わった時間が長くなればなるほど愛情が湧く・就業規則を検討するポイント
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