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神野沙樹

「活き生き組織」をともに作る社会保険労務士

神野沙樹(かみのさき) / 社会保険労務士

株式会社Niesul(ニースル社労士事務所併設)

コラム

職場のパワーハラスメントの予防・解決

2012年11月14日

テーマ:法改正情報や労務・コンプライアンスに関すること

コラムカテゴリ:ビジネス

 厚生労働省は2012年10月1日、職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けたポータルサイト「みんなでなくそう!職場のパワーハラスメント あかるい職場応援団」を開設しました。
 これは、今年3月15日に「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」(座長:堀田力 さわやか福祉財団理事長)が発表した「職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた提言」をもとに、予防・解決への社会的気運を醸成するための周知・広報ツールの一つとして開設されたものです。

【主なコンテンツ】
●なぜ、今パワハラ対策?:職場のパワーハラスメント対策の理念を紹介
●職場のパワーハラスメントを理解する3つの基本:「概念と類型」「対策の必要性」「予防と解決」の3つの観点から解説
●他の企業はどうしてる?:対策に取り組んでいる企業の取組例を紹介(連載)
●裁判事例を見てみよう:関連する裁判例のポイント解説(連載)
●言い方ひとつで次が変わる会話術:職場で役立つコミュニケーションスキルの一例の紹介(連載)
●数字で見るパワハラ事情:労働局への相談件数や労災補償の状況など統計調査結果からパワハラの動向を紹介

詳しくはこちら↓をご参照ください
http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/

【パワハラとは】
 職場のパワーハラスメント(パワハラ)とは、簡単に言うと「職場のいじめ・嫌がらせ」です。
職場のいじめ・嫌がらせに関する相談は、増加傾向にあります。平成22年度は、総合労働相談コーナーへの相談の中で、いじめ・嫌がらせに関するものは、解雇に関するものに続き2番目に多くなっています。相談事例では、暴力、傷害、暴言、罵声、悪口、プライバシー侵害、無視、仕事を与えない等の相談がありました。社員のメンタルヘルス悪化や職場の生産性の低下など、パワハラは様々な損失をもたらします。

【パワハラ対策】
・どのような行動、言動がパワハラに当たるのか社内で研修を行う
・就業規則などでパワハラの項目を設けて、パワハラをしない意識を高める。
・パワハラ相談窓口を設ける  
など、まずは自社にあった簡単なものから取り入れていきましょう。

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