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リースバックのメリット・デメリット まぁ、やめておけ

重村裕一

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テーマ:不動産売却

「リースバック」
とは、自宅を所有したまま、その自宅を不動産会社に売却し、その後に同じ自宅を賃貸契約によって住み続けるという仕組みのことを言います。
リースバックには、不動産業者による悪質な取引も存在するため、注意が必要です。

個人的にはっきり言ってオススメはしません!!
なぜかというと、騙されている高齢者の方が非常に多いからです。ですが、あえてここではメリット・デメリットを紹介しますが、リースバックは物件を売る側のデメリットの方が大きくなることがほとんどですので、そんな私の意見を参考にしていただければと思います。

リースバックの最大のメリットは、現金化しながらも自宅を継続して利用できることです。これにより、急な資金調達が必要な場合や老後の生活資金不足を解消するために、自宅を売却することなく、自宅に住み続けることが可能になります。
一般的なリースバックの手順は、以下の通りです。

1.不動産会社に自宅を売却する契約をする。

2.売却代金を受け取り、その一部を現金化する。

3.契約に基づき、自宅を賃貸契約によって住み続ける。

ただし、リースバックにはリスクやデメリットも存在します。以下にその一部を挙げておきます。

1.売却価格が適正でない場合、不利益を被る可能性がある。

2.契約上の条件や注意点が不明確な場合、トラブルになる可能

3.賃貸契約により、家賃を支払わなければならなくなるため、

賃貸契約期間中に、自宅の管理・修繕・メンテナンスなどの責任を負わなければならない契約もあるため、維持費が増加する可能性がある。
以上が、リースバックの基本的な仕組みやメリット・デメリットについての概要です。
不動産取引にはリスクが伴うため、契約前には十分な検討が必要です。

取引前には一人で判断せず専門家に相談する・複数社に相談することをおすすめします。

次回はリースバック取引を行う、不動産業者による悪質な取引事例を紹介いたします。

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重村裕一
専門家

重村裕一(宅地建物取引士)

株式会社クレアクロス

不動産の専門家として、客観的な立場から相続物件の売却や活用方法を提案。「不動産で損する人をなくしたい」との思いを胸に、徹底したヒアリングで不安を和らげ、顧客が求めることを明らかにし、問題解決へと導く。

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