耐震構造・免震構造・制震構造

宮本裕文

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テーマ:ちょっと一息

耐震基準等見直しの経緯


●ちょっと一息しませんか

地震が多い日本においては、これまで幾度となく大規模な地震が発生し、今後も日本各地でいつ大規模な地震が起きてもおかしくないとされています。
そして、大規模地震による被害の対策として、耐震基準が見直されてきました。


(耐震基準等の見直しと経緯)

●大正13年 関東大震災    (市街地建築物法施行規則改正)
●昭和23年 福井地震      (建築基準法制定)
●昭和43年 十勝沖地震    (建築基準法施行令改正)
●昭和53年 宮城沖地震    (建築基準法施行令改正 新耐震基準)
●平成 7年 阪神・淡路大震災(建築物耐震基準の指針 建築基準法改正)

このような経緯にて現在に至っています。

●耐震補強について

地震に強い建物にするためには、地震に耐える強さや工夫が必要であり、大きく分けて次の3つの構造となります。

○耐震構造
地震に耐えられるよう、構造部を強靭・堅固につくり、強度を高めることです。
具体的には、耐震壁や筋交いを適所に入れたり、柱に炭素繊維シートを巻く等の方法で補強します。

○免震構造
建物と地盤の間に積層ゴムやスライドレールなどの緩衝体を入れることで、建物自体の揺れを小さくする方法です。

○制震構造
免震構造のように地震の揺れを抑えるのではなく、ダンパー等を設置することで建物への揺れを抑える方法です。

*免震積層ゴム


*制震ダンパー


ちょっと一息でした


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宮本裕文
専門家

宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

障がい者(心と体)に特化した賃貸住宅入居支援の専門店です。また、宅建士として37年の知見を基に不動産お役立ちコラムを発信しています。

宮本裕文プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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