仲介手数料の受領時期と特別依頼に係る費用の精算について。

宮本裕文

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テーマ:ちょっと一息

報酬の受領時期とその他の費用の精算は?


ちょっと一息しませんか。

●報酬(仲介手数料)の受領時期

・宅地建物取引業者は、報酬請求ができる場合でも、37条書面(売買契約書)を
作成し契約の当事者に交付した後でなければ、報酬を受領することはできません。

ただし、受領の時期は、この書面(売買契約書)交付後であればよく、契約締結後に
報酬の全額を請求しても特に問題はないとされています。


●一般的には、
1.契約完了(手付金支払い)のとき2分の1。
2.売買(決済)完了のとき残金。
となります。


●特別依頼に係る費用

・依頼者から特別に依頼を受けた広告の料金と遠方への出張旅費については、法定
報酬とは別に、依頼者に対して、実費の支払いを請求できるとされています。

ただし、その場合、あらかじめ費用の見積りを示してから実行するとともに請求にあたって
は明細を示す必要があります。

ちょっと一息でした。

売買契約が解除されたときの仲介手数料について。

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宮本裕文
専門家

宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

住宅確保要配慮者のための賃貸住宅専門店です。障がいのある方、高齢者の方へ積極的に賃貸住宅の仲介をしています。

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