賃貸借契約の解除 原因の確認。

宮本裕文

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テーマ:賃貸借契約

契約解除原因の確認。


①賃貸借契約の解除原因としては、

・借主からの解約申入れ。
・契約違反による解除。

などが考えられますが、契約違反による解除においては、貸主・借主の
事情を考慮したうえで、当事者間の「信頼関係の破壊」が認められる
ときに、はじめて解除ができるとされています。

②しかし、一般に使用されている契約書では、契約違反が「信頼関係
の破壊」まで至らなくても、契約違反とされる事実があった場合は、契約
を解除できる旨を定めるのが通常となります。そして、それ自体は有効と
されています。

*契約解除ができるとされている事項*

・賃料の長期滞納
・使用目的の無断変更
・賃借権の無断譲渡・転貸
・無断増改築
・共同生活の秩序を乱す行為

などが多く定められています。


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宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

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