適正な家賃設定は、アパート経営の最大のポイントです。
使用収益の向上。
先日、懇意にしている家主さんが来店されました。世間話の中で「アパートの
借主から、食洗機を購入したが取付けには水栓の交換(分岐水栓)が必要
であり、費用が15000円掛かるため負担してほしい・・・。」
この家主さんは気持ちよく応じ、水栓交換費用の全額を支払いました。
家主さんとすれば、古いアパートなのでそれぐらいの負担であれば気持ちよく
応じ、長く借りてもらうことを優先しているようです。
実際に私も同じような経験が何度もあります。家主とすれば「長く借りてもらう」
ことを優先するのは当然かもしれません。(特に古い物件など・・・。)
今回は、借主が家主に直接お願いに行き、家主が了承しましたが、もし管理会
社に費用請求を依頼した場合、対応は違っていた可能性が高いと思います。
そもそも、現状にて水道を通常に使用しているのであれば、家主は借主に建物
を使用収益させる義務を果たしていると考えられます。
よって、使用収益の向上を求めるなら、(食洗機の設置等)その向上に掛かる
費用は借主の負担になるのではと思います。
また、家主の負担にて使用収益を相当向上させた場合など、賃料の増額等も
考えられます。
ただ、あくまでも家主の判断なので、家主との人間関係が大きく影響します。
以前は、賃料の持参等でコミニュケーションが図られていましたが、現在は管理
会社の存在で家主と会うこともほとんど無くなっています・・・。
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