子どものスポーツで気をつけたいこと @ 真庭市しらうめスポーツクラブ
■ 田舎だからこそ歩かなくなった子ども
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西粟倉村PTA連絡協議会研修会
「よい姿勢は元気のもと!」
~体幹を鍛えよう~
西粟倉村は県の北東に位置し、北は鳥取県、東は兵庫県に隣接します。
山林が村のほとんどを占め、研修会当日の朝はクマが出没した形跡があるとの情報がありました。
このような自然の多い地域で育つ子ども達ならば、野山を駆け巡り、自然と戯れながら
思いっきり体を動かす昔のような遊びが十分にできているのではないかと思われます。
しかし、そのような想像は見事に覆され、生活圏において移動範囲が広く、
車での移動が多くなるため、農作業以外の身体活動は減少しています。
また、子どもの数の減少で小学校の統廃合により、通学にバスを導入したために、
歩く距離・歩数が大きく減少しています。
■ 子どもが歩けなくなった原因は・・
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便利で楽に生活できる環境は、望まなくても当たり前に手に入るようになりました。
すると便利だとは感じなくなり、もしかしたらそれが不便だと思うようになり、
さらに便利で楽な事を求めようとします。
その思考や習慣が身体活動不足・運動不足を招き、生活習慣病をもたらし、
やがて要介護へと進んでいくのです。
私達は自ら健康でいられる寿命を縮めていることに気づいていないことを
認識しなければなりません。
子どもは生まれた時から便利な物に囲まれ、自ら選択することなく、当たり前の環境として
生活しています。
便利な物や楽ができる物は大人が選択した物。
子どもは自覚のないまま、身体活動不足・運動不足の生活習慣が、自身のライフスタイルと
なっています。
大人が作った便利で楽な環境を子どもにも与え、子どもも生まれた時から将来の健康を
害する生活習慣を自然に受け入れています。
子どもはそれしか知らないですから。
■ 家庭での生活が大きく影響する子どもの健康
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何でもかんでも「危ない」からと排除する考え方によって、「危ない」ことが分からない
子どもが増えています。
からだを動かし経験することで、自分のからだの扱い方が分かります。
新たなことに対しては、たくさんの経験があるからからだも脳も対応できるのです。
家で大人のお手伝いをすることはそれらの経験を積むには最適です。
包丁・・「手を切るから危ない!」
ガスコンロ・・「火は危ない!」
洗い物・・「食器を割るから危ない!」
階段・段差・・「転ぶから危ない!」 など
そんな考え方が子どもの将来の健康も可能性も潰していることを、子どもに関わる大人が
自身の生活習慣を含めてまず見直すことから始めましょう。
生活習慣病やその先の要介護状態、生活機能の低下や認知症まで考えなくてはなりません。
今の思考やからだの使い方、生活の習慣を続けることで、子どもの将来の可能性を
大きく広げることはできますか。
●/●/● 幼児・小学生の姿勢と体づくりのバランスボール講座 ●/●/●
*** 子どもの姿勢がよくなる!! 体幹コンディショニング ***
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通してよい姿勢になるからだづくり。
バランスボールを使って、からだとこころの
コントロール能力を高めます。
まずは、よい姿勢づくりから。
よい姿勢は全ての動きの基本です。
・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣
★ 体力アップ・体力づくり
・・スポーツを習っているお子さん・・
★ スポーツ障害の予防
★ 運動能力向上・パフォーマンスの向上
★ 偏った使い方の改善
★ 体幹コンディショニング&トレーニング
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/
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