介護の仕事による腰痛の予防と改善に必要なお腹の筋肉の働き
■ 要介護認定者、15年で2.79倍に増加
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日本人の平均寿命が延びるにつれて、介護が必要となる高齢者が増加し、
介護期間の長期化など介護のニーズは年々高まっています。
また、要介護者を支える家族においては、核家族化が進んだり、介護する家族も
老老介護・認認介護といわれるように高齢化してきました。
介護が必要になる方は年々増加し、家族だけでの介護は難しくなり、社会全体で支えようと
いうことでできた仕組みが介護保険制度です。
2000年に介護保険制度が実施され、3年ごとに見直しがなされています。
当初、要介護認定者は218万人でしたが、15年後の2015年には608万人で
2.79倍の増加です。
介護保険制度を利用する人は、一連の手続きが必要で、要介護認定を受けた方が
介護保険によるサービスを受けることができます。
福祉用具の貸与などもありますが、施設を利用したり自宅などでの生活援助や
身体介助など、できることは自分で行いながらも、お手伝いが必要なことについては
介護職員に手伝ってもらいながら生活をしていきます。
■ 介護職者が介助する際の姿勢
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特に歩くことに支障がある場合、家の中でも立つことや移動することは一人では困難です。
生活のために必要な食事、排泄、入浴などは、誰かの手がなければ一人ではできません。
介護職員はベッドに横になっている方を抱えるようにしながら起こしたり、座った姿勢から
立ち上がりの介助をしたり、中腰で身体を前屈みにして、抱えたり、持ち上げたりと
かなりの重労働・肉体労働です。
入浴の際も身体を洗ったり、浴槽への出入りは常に前かがみです。
服を着ていない状態で抱えるのですから、滑らないように、転ばないように、気を遣います。
自分の身体のことよりも、利用者の方のことを第一に考えて行っている身体介助ですが、
無理が積み重なると慢性的な腰痛を抱えてしまいます。
治療をすることを惜しみ、腰の負担を考えてコルセットを巻いて業務を行ったり、
必要以上に動くことを避けて、さらに身体を酷使していると、腰だけではなく膝などにも
痛みを感じるようになります。
やがて関節や骨の変形が進み、日常生活を脅かすことも起こり得ます。
気が付いたときには運動器症候群、または、ロコモティブシンドロームの状態になっているのです。
つまり、腰痛の対処をしないまま、更に腰に負担をかけて仕事を続けているうちに、
自分自身が要介護のリスクが高まっている状態になっているかもしれないのです。
■ 介護の仕事による疾患が要介護の原因になる恐れ
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介護の仕事をされている方は、利用者のためにという思いが強いがために、
自分の健康を顧みずにお世話をしているかもしれません。
介護される方の身体の現状はよく知っているはずなので、今のままだと将来の自分の身体が
どうなるのかを考えてみましょう。
自身のために介護予防の意識を高め、早期に腰痛改善のコンディショニングを実践し、
いつまでも介護の仕事ができるからだづくりをしましょう。
~・~ 姿勢を調え、腰痛を改善するからだづくり ~・~
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姿勢、肩コリ、腰痛、膝の痛み、冷え、足のつり、むくみ、低体温、自律神経など、
からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
随時、見学できます。お気軽にどうぞ。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
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