姿勢・肩腰膝の体調改善教室 第4回 @ 備前市国民健康保険
■ 姿勢は生活習慣でつくられる
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岡山市立平井小学校 PTA講演会
「子どもの姿勢を考える
~体力・学力・脳の働き~」
大人も子どもも今の姿勢は、生まれてから現在までのからだの使い方の結果が表れています。
使ったように体は作られます。
簡単に考えれば、「いつも背中を丸めていれば、背中が丸い姿勢になる」ということです。
姿勢も生活習慣と考えれば、いつも背中を丸めた姿勢をしていれば、この先がどうなるかは
自ずと見えてきます。
家庭で見える子どもの姿勢は、背中を丸めていることが多く、食事や勉強中など
毎日のことなのでとても目につきます。
躾として「背中が丸いよ」とか「まっすぐしなさい」などの言葉かけをしても、
なかなか姿勢が良くならないというのが保護者の悩みです。
■ 姿勢は言うだけでは良くならない
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姿勢は、言葉かけだけでは良くなりません。
まず、ここをしっかりと理解していただきたいのです。
今の姿勢は生活習慣によって作られたもの。
その生活習慣を改め、姿勢が良くなる姿勢づくりの運動を加え、定期的に繰り返し、
よい姿勢を維持する生活習慣を積み重ねていくことで、やっとよい姿勢が身につくのです。
意識して行ううちは自然ではないので、気を抜くとまた元通りになります。
意識しなくても、無意識な状態がよい姿勢であり、無駄な力みがなく、しなやかに動ける。
そんなからだ作りは、言葉かけによって言われただけでは実現しません。
実際に家庭での言葉かけの後、子どもの姿勢は一瞬は良くなります。
たぶん数秒です。
大人からすると、言えば良くなるのだからそのままの姿勢でずっといればいいのにと思いますね。
しかし、よい姿勢を維持するだけのからだの働き(=主に体幹の働き)がないからできないのです。
■ 大人の姿勢を真似る子ども
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では、ご自身はよい姿勢で座っていますか。
食事の際も含め、仕事やパソコン・スマホなど座った姿勢はどうでしょうか。
良くないという認識があるのでしたら、子どもに言うようなよい姿勢をどのくらい維持できますか。
もし、「長くは続かない」「普段しないからかなりきつい」と感じる方は、まずはご自身から
姿勢づくりをする必要があるのではないでしょうか。
子どもは大人の背中を見て育つと考えれば、どのような姿勢、立ち居振る舞いを見せますか。
口で言うよりも、目で見る方が分かりやすく、真似をしやすいですね。
まずは、大人が正しい姿勢を理解すること。
そして、その姿勢が自然にできるように姿勢づくりの運動によって身につけること。
その上で家庭で子どもに見せて、姿勢づくりの運動を教えることができれば、
その後は言葉かけだけでよい姿勢が自然に身についていくでしょう。
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