姿勢・肩腰膝の体調改善教室 第3回 @ 備前市国民健康保険
岡山市立大元公民館 主催講座
「子育てママのほっ・・♪とタイム」
~ 産後のからだ、リセット開始~
出産は病気ではないと言われますが、女性の人生の中でとても大きな仕事の一つです。
お母さんのお腹の中で十月十日育まれた小さな命を産み出すために、
数時間から数十時間もかかる分娩によるからだの負担は想像以上に大きいものです。
産後は昼夜を問わず1時間半から3時間くらいの間隔で授乳やおむつ替え。
妊娠中は体重が増え、体型が変化します。
出産したからといってすぐに元に戻るわけではありません。
子育ては妊娠中よりもからだもこころも負担が増したまま、年中無休。
特に、妊娠中に大きく前に出たお腹は子宮の周りの腹筋群も伸びて、弱くなっています。
腹筋群はからだを支えたり、動くためには必須の筋肉ですが、産後は弱い状態のまま
育児に追われる毎日です。
すると、抱っこをすると腰が痛くなる、授乳をすると肩こりがひどくなる、立ち上がったり
歩いたときに膝が痛くなる、尿漏れが起こるなどの不定主訴があらわれてきます。
育児に限ったことではありませんが、何かをする時のからだの使い方・動き方が正しければ
不快な症状は予防できます。
まずは、妊娠中に弱くなっているからだを支える筋肉群を強化します。
始めに骨盤を下から支えている骨盤底筋群。
これは、尿漏れの改善でもあります。
妊娠中や産後に尿漏れがなくても、妊娠した方は必ずエクササイズが必要です。
骨盤底筋群を使うイメージは、「トイレに行きたいけど小を我慢する感じ」です。
人生で1度や2度はありますよね。
呼吸は止めずに自然な呼吸で行ってみてください。
肩や腰などは脱力した状態で骨盤の底、尿の出口の筋肉が動いて締まるのを感じます。
できるようでしたらゆっくりと息を吐きながら同じ動作を繰り返します。
さらに、骨盤の底の筋肉を締めながら少し上に引っ張り上げてみます。
肩や腰、背中やお尻などに無駄な緊張がなくリラックスした状態で意識できれば
効果も上がってきます。
仰向けに寝たり、座ったり、立ったり、いつでもどこでもできますので、
思い立った時に1日に何回でも行ってみましょう。
続けていくうちに筋肉の動きを意識できるようになったり、力強くなったりと
変化を感じ始めるでしょう。
すると、尿漏れが気にならなくなり、いつの間にかなくなっていることでしょう。
小さな力でもいいですから、使う筋肉に意識をして続けましょう。
お腹周りを引き締めるためにも、まずは骨盤底筋群をうまく使いながら、
呼吸とともにお腹の筋肉もゆっくりと締めていきます。
息を吐きながらお腹周りが細くなるような使い方をしてみましょう。
この筋肉は、抱っこする時、おむつを替える時など、赤ちゃんに関わる時に意識的に使うことで
腰痛や肩こりの予防ができます。
産後に必要なコンディショニング&エクササイズは、お母さんのからだのためにもですが、
赤ちゃんの発達のためにも重要です。
詳しくは、Studio Grace Mam「赤ちゃんの発達のケア」講座へどうぞ。
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ママ&ベビー専門スタジオ
~赤ちゃんの運動の偏りを改善し、脳の発達を促すケア&コンディショニング
親子の姿勢アクティブ・コンディショニング~
●《赤ちゃんの発達を促し、脳とカラダとココロを育む講座》
赤ちゃんの発達段階に応じて、運動発達を促し、しなやかな動きを身につけます。
よい姿勢は生まれた時からのからだの使い方で作られていきます。
お母さんとのふれあいや遊びを通して、アタッチメントを形成し、
からだもこころも健やかで豊かに育んでいきます。
お母さんの産後の姿勢づくりにより、体型をもどし、腰痛・肩こりなどを解消。
子育てに必要な体力をつけ、赤ちゃんとの時間を楽しみましょう。
* 赤ちゃんひとりずつの段階に応じたオーダーメイドの内容です。
気になる動きなど、詳細はHPをご覧ください。
★ 赤ちゃんの発達のケア&コンディショニング講座 Ⅰ
(ねんね~寝返りクラス)
★ 赤ちゃんの発達のケア&コンディショニング講座 Ⅱ
(寝返り~はいはいクラス)
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