健康の定義
「健康寿命」
この言葉をここ数年耳にする機会が増えてきました。
健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と
定義されています。
つまり、介護や寝たきりの状態ではなく、自立した生活ができる生存期間のことです。
あなたの健康寿命は何歳くらいだと想像しますか。
あるいは、何歳くらいまで健康で過ごしたいと期待していますか。
今のままの生活を続けることで、健康寿命は平均寿命に近くなると思いますか。
健康が阻害される要因の一つは生活習慣です。
今までの食生活や運動習慣を振り返り、今後を想像してみましょう。
現在の健康の状態を維持できるでしょうか
食事は油ものが多い
塩分が多い気がする
間食を毎日する
体重が徐々に増えている
座っていることが多い
歩かなくなってきた など
このようなことが思い当たる方は、メタボリック・シンドロームに該当していなくても
すでにその要素は持っていると思われます。
腹囲や血圧、血清脂質や血糖値が診断基準値に満たなくても、このまま継続してもよい、
安心できる生活習慣ではないと認識された方がいいでしょう。
では、このような状態は健康を阻害していないでしょうか。
肩が凝る
肩が痛い
首が凝る
腕が痛い
背中が痛い
腰が痛い
膝が痛い
体が硬い
つまづくことがある
階段の手すりに手を添える
歩くのが遅くなった など
このようなことが思い当たる方は、ロコモティブ・シンドロームに該当していなくても
すでにその要素は持っていると思われます。
骨折や骨・関節の変形をしていなくても、同じ使い方をしているうちに変形が進んでいく
可能性があります。
長年、多くの肩こりの人を指導してきました。
肩が凝る人のからだの使い方を見ていると、何をするにも肩や首周りに力を入れています。
腕を動かす時にそのような使い方をしているのですが、腕や手の指先にまで力が入っています。
私たちが日常で腕を使うことは高頻度にあります。
その都度、首・肩・腕に力を入れっぱなしで動作を行っているとしたら、どうなりますか。
それも何年も何十年も自分がしていることに気付かないまま行っているとしたら。
今の肩こりや首まわり、腕の痛みにつながっていると思いませんか。
自分自身のからだの使い方によって、肩こりを作っているといえるのではないでしょうか。
肩こり同様、「姿勢」も自身のからだの使い方によって作られています。
またその姿勢によって、関節の可動範囲が狭まり、筋肉の緊張が常に高まっていることがあります。
関節の動きがあまりなければ、筋肉の適切な収縮弛緩ができません。
過度に使われ過ぎたり、逆に使われなかったりが痛みや筋力低下につながってきます。
その結果、先ほど例として挙げたロコモティブ・シンドロームの要素としての
からだのサインが表れるのです。
サインが出てからでも遅くはありませんが、
「最近、姿勢が気になる」
「若い頃に比べて身長が縮んできた」
このように感じていれば、今から取り組むことで健康寿命を確実に延ばすことができるでしょう。
健康寿命や介護なんて先のことと思いがちですが、姿勢の崩れはすでに要介護へ
向かっているとしたら・・
昨今では大人だけの問題ではなくなっているということも考えてほしいところです。
すでに子どもの姿勢は崩れていますから。
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からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
年齢は関係ありません。若くても不調のある方はリスクが高まるのです。
気づいた時から始めましょう。
早ければ早い方が快適で楽しい時間を多く過ごすことができます。
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山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
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