シニア世代孫育てセミナー 「赤ちゃんの発達」から学ぶ「おとなの姿勢」
岡山市 岡輝中学校区学校運営協議会
子育て講演会 in 岡輝 ２０１４
「正しい姿勢で集中力を高めよう！」
～ よい姿勢は生きる力 ～
岡輝中学校区は１保育園、１幼稚園、２小学校、１中学校で、地域の方々と共に
協同学習を長年推進してきました。
その取り組みが認められ、岡山県「頑張る学校応援事業」で平成２６年度優良実践校に
選ばれました。
子育て講演会は、岡輝中学校区学校運営協議会の取り組みの一つとして毎年開催されて
いるものです。
保育園・幼稚園・小学校・中学校の保護者、地域の方々、各園・学校の先生が子どもたちの
健やかな成長のための指針とするための学びの機会となっています。
この度の講演会では「大人の子育て観」について考えていただくきっかけになったようです。
演題の「姿勢」や「集中力」は学業・成績に影響を及ぼす重要なキーワードです。
学校の先生方は経験上、「姿勢が良いと集中でき、勉強もはかどる」と実感されています。
逆に言えば、「姿勢が悪いと集中できず、勉強にも身が入らない」ということです。
ほとんどの大人は、目の前の子どもの姿勢の悪さに対し、どうしたらいいのかを考えます。
また、他人事のように「ちゃんとしなさい！」と指示するだけです。
「姿勢」はどのように作られてきたかということを知り、自分の子育てを振り返ってみると
今までの子育てや大人の考え方の中に子どもの姿勢が悪くなる要因があったことに
気づく方も少なくありません。
「もう一度お腹に戻して、始めからやり直したい」と実感する母親も多いことでしょう。
それはなぜかというと、「姿勢づくり」はお腹の中から始まっているから。
誰もが同じ過程を踏んでいくはずですが、そこには「環境」の違いがあります。
つまり「環境」によって、その先の姿勢も異なってくるということです。
「環境」というのは、物理的なものだけではなく、子どもを育てる大人の考え方や
物事の見方・捉え方も含んでいます。
子どもは大人、特に小さいうちは家庭で接する大人、つまり親の影響を大きく受けています。
大人のすることを見て、真似ながら覚えていく。
大人の言葉を聞きながら、真似ながら口にしていく。
つまり、大人のすることなすこと全てが子どもにとっては生きていく上での
お手本となっているわけです。
そのお手本が、「楽だから」「便利だから」、あるいは「しんどいから」「面倒だから」と
からだを動かさず、考えることもあまりしない現代の生活にどっぷりと浸かっていたら・・・
子どもは生まれた時からその「環境」が普通です。
子どもにとっては「楽だから」「便利だから」ではなく、普通。
子どもにとっては「しんどい」ことも「面倒なこと」も知らず、楽な道のみ歩む人生。
子育てに関わる大人の都合によって、子どもの姿勢が悪くなったといっても
過言ではありません。
子どもの姿勢を嘆く前に、まず、自分の「楽だから」「便利だから」について、
振り返ってみましょう。
それは子どもに何をもたらしているでしょうか。
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姿勢がよくなる！！
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コントロール能力を高めます。
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「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた！」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
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山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel （０８６）８０３－８０１７
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/
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https://santa.sanyo.oni.co.jp/santa/pc/culture/showDetail.do?lectureId=44855
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