和室・洋室の座り方の違いと子どもの姿勢
夏休み企画 「親子姿勢改善教室」
岡山市ふれあい公社 北ふれあいセンター
姿勢改善の「アクティブ・コンディショニング」は、子どもはもちろんのこと
大人の姿勢も改善します。
親子で一緒に行なうことで、大人も子どもも楽しさが倍増し、
家庭で姿勢に関する興味や意識が高まることが期待されます。
親御さんは子どもの姿勢が気になった時、
「背中が丸いから伸ばしなさい!」
「ちゃんと座りなさい!!」
と、注意・躾を口頭で行います。
子どもにとっては、云われた時は一瞬直しますが、もしかしたら
「お母さんも姿勢がよくないのに」
「いつも怒られるのはイヤだな」
と思っているかもしれません。
子ども達は、具体的に、分かるように教えてもらえれば、
頭でもからだでも理解します。
「ちゃんと座りなさい」は具体的でしょうか。
それを教える大人にも「どのように座る」ことが
「ちゃんと座る」ことなのかが分かっていないのではないでしょうか。
姿勢をよくするというのは、意識して行なうことではありません。
無意識に、自然な状態がよい姿勢であることが望ましいのです。
その状態が心地よく楽であれば、誰もがそれを維持します。
「アクティブ・コンディショニング」は、誰もが本来持っている機能を
引き出すことで、それを可能にします。
姿勢というのは、今までのからだの使い方が表れた結果です。
生まれてから今までの数年、あるいは数十年にどのように動いてきたか、
どのようなからだの使い方をしてきたかということの表れなのです。
動くための一番の基本は『息を吐く』ために使われている体幹の筋肉を使うことです。
おへその下あたりのお腹の筋肉を感じることで、使えていることを実感できます。
この部分はしっかりと使えると、引き締まり、力が入ることを感じます。
力が入るのを感じても、お腹が膨らむ場合は、使い方が間違っています。
お腹に手を当てながら、自分で動きを感じることから行ないます。
この筋肉を上手く使え、しっかりと力が入るかどうかで、
姿勢や動きは大きく変わります。
つまり、上手く使えれば姿勢も動きもよくなり、
スポーツなどのパフォーマンスは想像以上に向上しますが、
使えなければあちこちに無駄な力が入り、からだを固めて動くため
呼吸は浅く、ケガをしやすくなります。
動く準備の第1歩を実感したら、さらに強化です。
手足を動かしながらしっかりコントロール。
さらにからだ全体を使いながらもっとコントロール。
徐々に背骨や関節を動かしながら、全体の安定性と協調性を高めていきます。
簡単そうな動きですが、普段動かしていなければかなりの運動量。
走る方が楽。
参加された方はそう感じたようです。
最後の姿勢チェックでは大きく改善していました。
片足立ちなどのバランスも安定し、子どもはかけっこが速くなっていました。
跳躍動作も軽やかで、姿勢や動きの変化を全員が実感しました。
1回で変化しますが、何年・何十年としみついたからだの使い方を変えるには、
もう少し学習が必要です。
無意識に楽でよい姿勢が身についたからだづくり、親子で楽しく学びませんか。
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【 ABC Gym 】
・・・ 体幹を調えて「美しい姿勢」と「動きやすいからだ」をつくる教室 ・・・
● 『親子の姿勢アクティブ・コンディショニング教室』
親子で楽しく遊びながら姿勢が良くなる
体幹コンディショニングと体幹トレーニング。
姿勢は、見た目が問題なのではなく、
体力・運動能力・スポーツパフォーマンスに大きく関わります。
姿勢が良くなれば集中力が高まり、学力にも好影響が!
スポーツ等によるケガや疲労を早めに予防し、
身体感覚を高め、スキルアップできるからだをつくります。
このようなことが気になるお子さんも姿勢と関連があります。
・ 歩き方や走り方がおかしい
・ 転びやすい・よく転ぶ
・ ケガが多い、顔をケガする、骨折したことがある
・ ときどきどこかが痛いという
・ からだが硬い
・ ぽっちゃり体型
・ よく疲れたという
・ 肩が凝る
・ いつもゴソゴソ動く
・ からだがフニャフニャしている
・ 何かに寄りかかって座る・・など
≪詳しくは・・≫
http://http://cosmos-c-c.jimdo.com/abc-gym/