姿勢・肩腰膝の体調改善教室 第4回 @ 備前市国民健康保険
岡山市立西大寺南小学校・幼稚園 講演会
「正しい姿勢で集中力を高めよう!
~子どもの姿勢は生きる力~」
「良い姿勢」の土台作りは赤ちゃんの時期にあります。
重力に対してからだを支え、動かすための機能を様々な動きを通して
赤ちゃんはじっくりと身につけています。
土台がしっかりとしているからこそ、走り回ったり、よじ登ったりと
子ども達は動きまわって遊ぶことができます。
この遊びが土台をさらに鍛え、どのような動きにも対応できるからだを
作っています。
手足の動きに振り回されない安定したからだは、ボールなどの道具を扱うことも
容易に行え、さらにコントロールが上手く、思うような動きが可能になります。
これらを「木」に例えてみます。
【根】 = 土台の部分
つまり「良い姿勢」となる赤ちゃんの時期の動き全てです。
根があるから土の上には幹が育っていきます。
【幹】 = からだ
からだの部分は見えていますが、体力、例えば持久力や柔軟性等の要素も
この幹の部分を作っています。
【葉】 = 日常動作、スポーツ、体育・体操など
根や幹があるからこそ枝が伸び、葉がたくさん茂っていきます。
子どもたちに表れているからだのおかしさは、主に幹や葉の部分の要素の
おかしさとして見えています。
例えば、幹の部分では「からだが硬い=柔軟性が低い」、
葉の部分では「ボールを遠くに投げられない=ボールの投げ方が腕(だけで)投げ
(ている)」など。
からだが硬いから柔軟体操をすればいいと思いがちですが、それでは解決しません。
ボールを遠くに投げるには、もっと力を入れて投げるとか、
腕の振り方を練習するなどと思いがちですが、これも根本的な解決にはなりません。
ではどうしたらいいのでしょうか。
先ほどの「木」を想像してください。
幹も葉も【根】がしっかりとしているから育つもの。
幹や葉が育っていないなら、まず【根】を育てることをしなければなりません。
【根】が育ってくると、座った姿勢や立った姿勢がとてもきれいになります。
いわゆる「良い姿勢」として見えます。
しかし、見た目だけではありません。
これから幹が育つための準備も整っていますので、走ったらきれいなフォームで速い、
高い所によじ登る力がある、そこから飛び降りてもしっかりと着地できるなど、
様々な動きがしなやかで力強く行なうことができます。
スポーツのスキルも上達し、教わったことがからだで理解でき、
思うように動くことができます。
さらにレベルアップしていくことができるので、どんどんチャレンジしたい欲求が
生まれてきます。
実際に行動を起こすので、上達することを実感し、集中力も高まり、
困難なことも乗り越えることができ、
メンタルのコントロールもできるようになります。
「姿勢」というのは、見た目が悪いことを気にしがちですが、
みなさんが思った以上に根深い要素をたくさん含んでいます。
講演後の保護者からは「姿勢って人類の存続に関わるのですね・・」
という感想を頂きました。
そこまでを理解していただけたら、あとは実践するのみです。
いつから始めても遅くはありません。
姿勢づくりの【アクティブ・コンディショニング】は
子どもの可能性を大きく引き出します。
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【 ABC Gym 】
・・・ 体幹を調えて「美しい姿勢」と「動きやすいからだ」をつくる教室 ・・・
●親子の姿勢アクティブ・コンディショニング教室
親子で楽しく遊びながら姿勢が良くなる
体幹コンディショニングと体幹トレーニング。
姿勢は、見た目が問題なのではなく、
体力・運動能力・スポーツパフォーマンスに大きく関わります。
姿勢が良くなれば集中力が高まり、学力にも好影響が!
スポーツ等によるケガや疲労を早めに予防し、
身体感覚を高め、スキルアップできるからだをつくります。
このようなことが気になるお子さんも姿勢と関連があります。
・ 歩き方や走り方がおかしい
・ 転びやすい・よく転ぶ
・ ケガが多い、顔をケガする、骨折したことがある
・ ときどきどこかが痛いという
・ からだが硬い
・ ぽっちゃり体型
・ よく疲れたという
・ 肩が凝る
・ いつもゴソゴソ動く
・ からだがフニャフニャしている
・ 何かに寄りかかって座る・・など
≪詳しくは・・≫
http://http://cosmos-c-c.jimdo.com/abc-gym/