シニア世代孫育てセミナー 「赤ちゃんの発達」から学ぶ「おとなの姿勢」
介護なんて、自分にはまだ関係ない。
親世代の話と思っていませんか。
ロコモティブ・シンドロームとは?
まずは、今までにこの言葉を聞いたことがあるかどうかですが、
まだまだ「初めて耳にする」という方も多いようです。
メタボリック・シンドロームは?
「それは知ってる!」
「聞いたことがある」方も含めればほとんどの方に浸透している言葉ですね。
そして、どういう状態なのかも理解をしています。
では、ロコモティブ・シンドロームはどういう状態なのでしょうか。
その前に、ロコモティブ・シンドロームというカタカナを日本語で表すと、
「運動器症候群」と云われています。
「運動器」というのは、運動、つまりからだを動かすために必要な器官のことで、
すぐに思いあたるのは「筋肉」「骨」「関節」等ですね。
筋肉を動かすためには「神経」やその神経の通り道の「脊髄」や、
指令を送っている「脳」も「運動器」に含まれます。
それらの運動器が何かしらの不具合が起こり、うまく使えなくなっている状態、
それは要介護のリスクを高めている状態であるといえるのです。
「介護」と聞くと、まだまだ関係ないと思う方は多いです。
日常生活ができていて、多少痛いところがあったり、病院に罹ったりしているけど、
「介護」には程遠いと思うのです。
が、それは勘違いかもしれないと思っていただきたい。
なぜなら、ロコモティブ・シンドロームの方の多くは、
上記のような痛いところがあったり、病院に罹っているからです。
具体的な疾患名は、
・変形性関節症
「変形性膝関節症」と診断された方はすでにロコモティブ・シンドロームです。
つまり、要介護のリスクが高くなっているということです。
股関節なども含まれますね。
・脊柱管狭窄症
・変形性脊椎症
・骨粗鬆症による円背
・骨折・・など
これらを見てみると、中高年の方は「私だ!!」と気づかれませんか。
膝が痛いからと病院を受診したら「関節が変形している」と言われたという声を
よく聞きます。
高齢ではなく、40~50歳代の中にも見受けられますね。
この頃は10歳代、20歳代でも使い方による変形が起こっています。
恐ろしいですね。
40~50歳代では自分の「介護」なんて関係ないし、それよりも親の介護が必要な年代ですね。
だから自分のことだと思っていない。
それが勘違い、間違いだということに気づいてください。
気づいたらどうするか。
変形したところは元に戻りませんが、今の状態を維持または向上させ、
より良く動けるからだを作ればいいのです。
気づいた時から始めればいつからでも変えられます。
まずは、何が変形や痛みにつながっているのか。
ほとんどはからだの使い方、それも長年に渡るからだの使い方の癖です。
偏った使い方で動きにくくなった関節を緩め、動きやすくしたうえで、
筋肉が上手く動くように使い方を少しずつ変えていく。
緩めたり、伸ばしたり、力を入れたりすることで、スムーズに動き始めます。
自分のからだに合ったやり方を知ると、いつまでも動きやすいからだになり、
「介護は必要ない」という自信が自然に湧いてきます。
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姿勢、肩コリ、腰痛、膝の痛み、冷え、足のつり、むくみ、低体温、自律神経など、
からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
年齢は関係ありません。若くても不調のある方はリスクが高まるのです。
気づいた時から始めましょう。
早ければ早い方が快適で楽しい時間を多く過ごすことができます。
随時、見学できます。お気軽にどうぞ。
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山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
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