寝そべった姿勢で書く子ども
岡山市立中学校 保健体育委員会主催
「体幹コンディショニング」教室
PTA組織の保健体育委員会が企画する行事の一環で、
今年度は巷で話題の「体幹コンディショニング」が健康教室として行なわれました。
従来は保護者向けということでしたが、「姿勢」「ケガ予防」にもつながるので、
部活動をしている生徒や先生方に参加していただけました。
「体幹コンディショニング」で伝えていることは、「姿勢」と「動き」づくりです。
もう少し詳しくいうと、
① 無駄な力みがなく美しく、自然で楽なよい「姿勢」づくり
② 正しいからだの使い方で、しなやかで高いパフォーマンスができる「動き」づくり
まず「姿勢」については、「子どもの姿勢が悪い」と、保護者や先生方から
多くの情報を得ています。
また、大人も自身の姿勢については気になることがあるようです。
まずは自分自身で姿勢を感じてみます。
どのような立ち方をしているか。
それはちゃんと立っているといえるのか。
自分で気づいていないこともあり、立ち方と姿勢の関係を見ていただくと、
自身の立ち方・姿勢を客観的に捉えられたようです。
次に、3人組でお互いの姿勢を見てみました。
姿勢を見る・見てもらうことによって、より自分の姿勢をイメージできます。
思っていた通りという方もいれば、そんな姿勢になっていたとは知らなかったと
自分の姿勢に驚いた方もいました。
正しい座り方を体育座りで行なってみると、誰もが
「きつい・・」「そんな姿勢にはならん」という状態。
ということは、正しい姿勢が身についていないままのからだということです。
「動き」については、跳んだり走ったりと簡単なことをして、
「体幹コンディショニング」によってからだがどう変わったかを実感しました。
「体幹コンディショニング」では、まず始めにからだを支え、動かすために必須の
インナーユニットの使い方を学びます。
ここが上手く使えない、あるいは動きに対して弱いままからだを使うことは、
無駄な力が入る、体が硬くなる、動きにくい、ケガをするなどを引き起こします。
どこを、どのように使うのか、どのくらいの強さで使うのか、
ここをしっかりとからだで感じることを行います。
ほとんど動きはありませんが、これをするだけでもかなりきついのです。
それは、正しく使えた証拠でもあります。
次は手足を動かしたり、背骨を動かしたり、次第に動かす部位が増えていきます。
それに伴ってからだを支える力も徐々に増加します。
全身を協調させて動くので、普段あまり使っていないところは動かなかったり、
どう動かしていいのか分からない状態も起こってきます。
そう難しい動きではないはずですが、日常ではいかに偏ったからだの使い方しか
していなかったかが明らかになりました。
「体幹コンディショニング」のあとは、姿勢も見違えるようによくなり、
動きも軽やかになりました。
この変化にほとんどの方は自分自身で驚いていました。
見た目も大きく変わりました。
立ち姿はもちろん、動きもしなやか。
意識することはなく、先ほどと同じように動いただけ。
この結果は私たちのからだが本来持っているものを引き出しただけ。
教育現場で取り入れていただくと、生徒の姿勢や意欲・集中力は変わります。
体育や部活動のウォーミングアップで行なうと、ケガをしなくなります。
スポーツをしている子ども達には、動く前のからだづくりが必要です。
子ども達が元気に育つための「体幹コンディショニング」
大人も子どもも体験してみませんか。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・
【体幹のアクティブ・コンディショニングの教室案内】
山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児・小学生の姿勢改善講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通して楽しくからだづくり。
よい姿勢は全ての動きの基本。
・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び＆運動習慣（
★ 体力アップ・体力づくり
・・スポーツを習っているお子さん・・
★ スポーツ障害の予防
★ 運動能力向上・パフォーマンスの向上
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた！」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel （086）803－8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/
