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中央保健センターの栄養委員研修会で運動講座

福本智恵子

福本智恵子

テーマ:講演・研修会


岡山市北区の中央保健センターで毎年開催されている地域の栄養委員研修会で、
健康運動指導士・コンディショニングトレーナーとして運動講座を担当しました。

栄養委員は地域ごとに住民の中から選出され、年間10回の研修会で学びながら
地域の栄養改善・健康づくりに貢献される方々です。
今年度は男性も参加され、食事から見直す意識の高まりを感じます。





運動の講座ということで、みなさんの運動・体操などの実践状況を確認しました。
ウォーキングをされている方も多く、ラジオ体操やストレッチなど、
からだを動かすことに意欲的な方がほとんどでした。
さすが!という感じで、健康については年齢の高まりとともに意識も高くなっているようです。

しかし、それらの運動・体操の実施頻度や強度に比例するように、
健康度が増していくかと考えてみるとそうではなさそうです。





「運動をすればその分効果がある、健康になれるという気がするのですが、
運動をすればするほど痛いところが出てくる」

(うんうん)と頷く人々が・・


「痛いところが出てきたので、医療機関で診てもらうと
運動はしばらく休みなさいといわれ、休むと痛みがなくなる。」

またまた(うんうん)と頷く人々が・・


「もうよくなったと思い、再開するとまた痛みが出てしまい、
今までのような運動ができなくなるということを繰り返した経験はありませんか?」

おおきく(うんうん)と頷き、「そのとおり!」という声も。


このようなことはあちこちで起こっていると思います。
運動が悪いのではなく、運動する以前のところに問題があるのです。
動くと痛みを起こすような『姿勢』や間違ったからだの使い方をしているのです。

しかし、それらにはほとんどの方が気づいていません。
なんとなく気づいてはいても、それを自分でどうすればいいのかが分からないから
そのまま使ってしまうのです。
誰かに直してもらうことはできますが、また同じ使い方をすれば元に戻ります。
つまり、自分で変えていかなければ根本は変わらないということです。


このようなお話の後に、実際に自分のからだの現状を知るために
立位姿勢と歩く動作を行なってみました。
普段通りなので、なにも感じませんが、
その後に行なう簡単なコンディショニングによって、
姿勢や動きは大きく変化したことに気づきます。


私たちのからだは【使ったように作られる】のです。
いまの姿勢は今までの使い方によるもの。
それが痛みにつながったり、動きにくさになっているのであれば、
痛みを出さず、動きやすいような使い方を身につければいいのです。

自分のからだに目を向け、感じることで今までに見えなかったことに気づきます。
「こんなに硬いとは・・」
「右はいいけど、左は動かない・・」
「そんなとこ動かしたことがない・・」

知っているようで知らないこと、まずは【気づく】ことから始めましょう。
私たちのからだには無駄なものは一切ありません。
使われていない機能は「宝の持ち腐れ」になっていますよ。
ほんの少し手をかけることで、からだもこころも喜びます。

これからの人生をあなたはどのように彩りますか。



●《姿勢・肩腰膝の体調改善教室》

http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/263/

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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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