からだの使い方が分からない子ども@親子で姿勢改善アクティブ・コンディショニング教室
岡山市内の小学校のある地域の児童会にて、
お楽しみ会の行事に講師として招いていただきました。
かねてから子どもの姿勢が悪いと保護者の方からお聞きしていましたので、
子どもだけではなく『親子で姿勢がよくなる体操』を行いました。
体操を始める前に子どもたちに質問をしてみました。
「学校ではどんな遊びをする?」
室内や外で遊ぶという答えが返ってきました。
もう少し詳しく聞いてみると、外での遊び方が気になりました。
小学校には遊具があります。
子どもたちの口から出てきた遊び方には、
遊具で遊ぶという答えはありませんでした。
では、使ったことがないのかと思うと、そうではありませんでした。
のぼり棒、ブランコ、鉄棒、雲梯、ジャングルジムなどで
遊んだことはあるけど、遊具を使うことが楽しい遊びではなさそうです。
幼稚園児・保育園児、小学校低学年は遊具を使って、
しっかりとからだを動かす遊びをたくさんしていました。
本来、子どもはからだを動かすことが楽しくて、
いろんなことにチャレンジするなかで様々な経験をします。
動くからできる、できるからまた動く、その繰り返しをしながら
少々転んでも大きなケガもしない丈夫なからだが作られます。
からだを多様に動かすことを遊びの中で培っているほど、
軽やかに、滑らかに動けます。
特定のスポーツや偏ったからだの使い方を積み重ねるほど、
姿勢が崩れ、動きのしなやかさが失われてきます。
参加していた保護者の方々にも昔を思い出してもらいました。
小学校でどのような遊びをしていたか尋ねると、
ほとんどが遊具での遊びでした。
かつてはグルグル回る遊具もあり、
スピードが上がるとスリルがあって怖いけど、
それがまた楽しかった思い出になっていました。
また、木に登ったり、ゴム飛びなど、遊具以外でも
様々な遊び方をしていました。
ケガ・骨折についても子どもたちに尋ねてみると、膝・肘・腕を擦りむいたり、
顔面のケガや腕の骨折をしていました。
保護者の子どもの頃のケガは転んで膝のすり傷、肘のすり傷くらいです。
小学校6年間で同級生で何人骨折したかを尋ねると、
「いない」という答えでした。
先ほどのグルグル回る遊具で振り回され、飛ばされても、
骨折はしませんでした。
では、なぜ今の時代の子どもにはケガ・骨折が多いのでしょうか。
それは子どもの遊び・遊び方の変化による、
姿勢・からだの使い方の基礎基本が身についていないからということに尽きるのです。
子どもたちはおにごっこやケイドロなどで走り回る遊びや
ドッジボールをしてからだを使って遊んでいます。
でも、姿勢は悪いし、おかしなケガや骨折をします。
現代の子どもたちに足りないのは遊びによって体を動かすこともですが、
その前に【ちゃんと立つ】ことなのです。
そんなお話を子どもや保護者の方々とやり取りしながら、
【ちゃんと立つ】ことをからだで確認してもらいました。
その結果は・・・・
全員が「ちゃんと立てていない」のです。
子どもの姿勢が悪いと言っている保護者も。
子どもも大人も「しっかりと立てる」ための『姿勢づくり』の
【アクティブ・コンディショニング】が必要な時代です。
よい姿勢は、体力・学力・脳の働きを高めます。
* 小学生の親子向けについては、
子ども会・小学校PTA・地域サークル・スポーツ少年団などの
団体からのご依頼を承っています。
【アクティブ・コンディショニング】は年齢に合わせて
「姿勢」と「動き」づくりを行ないます。
「しっかりと立てる」ための姿勢づくりの教室です。
● 『赤ちゃんの発達を促し、脳を育む、産後ママとベビー&キッズの教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/465/
● 『赤ちゃんとママのエクササイズ』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/237/
● 『幼児とママのエクササイズ教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/499/
● 『幼児の姿勢と運動脳を育むバランスボール講座』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
● 『小学生の姿勢とケガ予防のバランスボール講座』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/