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子どもの姿勢がよくなる体操セミナー (後編)

福本智恵子

福本智恵子

テーマ:講演・研修会


先月、愛媛県宇和島市にて、
子どもの姿勢がよくなる体操のセミナーを開催しました。

セミナーの後半は子ども向けの体操を実際に行います。
前半では環境の変化による運動学習の機会や経験の減少、
運動発達を妨げている育児便利用品についての理解をしました。

私たちがちゃんと立って歩けるまでに行なってきた
発育・発達の過程が重要であることも
体操の体験を通じてからだで感じることができました。


発育・発達の過程に沿って進めることには大きな意味があります。
体操は寝ころんだ状態から始まります。





手足を動かしながら、体幹の働きを高め、安定性を身につけていきます。
姿勢を変えながらその時々での安定性を高め、立ち上がり、歩くために必要なからだの
機能を身につけます。

最後は立ち上がって体操は終わりです。
その結果が「よい姿勢」「効率的な動き」なのです。


子どもの姿勢がよくなる体操ですが、大人のからだも持っている機能は同じ。

体操を体験した後は、立っているだけですが、
「背すじがスッと伸びた」
「立った感じがどっしりしている」
「安定して立てている」
「からだが軽い」



動いてみると
「軽い~~~」
「高く跳べる」
「速く走れる」


これらの変化はほんの少しですが、子どもも同様に変わります。
大人も子どももからだの基本機能は同じなのですから。



最近、よく子どもの姿勢についてのお問い合わせをいただきます。
先日は小学生のお子さんとその親御さんに、
姿勢がよくなる体操を含めた【アクティブ・キッズ・コンディショニング】を
体験していただきました。

姿勢が悪いということでしたが、それ以外にも気になるところはありました。
しっかりと立てないのでクニャクニャ動いたり、だらだらした動きになったり。
座っても背中が丸い。
正しい座り方をしてもらうと、「きつい」「肩と背中に力が入る」のです。

【アクティブ・キッズ・コンディショニング】の後は何も言わなくても
スッときれいに立てています。
もちろんクニャクニャやだらだらもしていません。
正しい座り方をすると「楽に座れる」のです。


本人は体操を楽しんでくれ、途中からは何度も率先して動いてくれました。
それを見ている親御さんも喜んでいました。
最後の立ち姿勢・座り姿勢には、
「こんなに変わるとは!!!」と驚きの表情でした。


子どもの姿勢が気になり始めたなら、「よい姿勢」と「効率的な動き」を
今すぐにでも身につけさせてあげましょう。
やる気や自信、学力にも影響してきます。



子どもも大人も「しっかりと立てる」ための『姿勢づくり』の
【アクティブ・コンディショニング】が必要な時代です。


* 親子向けについては、
幼稚園・保育園の行事、子ども会、小学校PTA行事、スポーツ少年団、
各種スポーツチームなどの団体からのご依頼を承っています。



【アクティブ・コンディショニング】は年齢に合わせて
「姿勢」と「動き」づくりを行ないます。
「しっかりと立てる」ための姿勢づくりの教室です。


● 『赤ちゃんの発達を促し、脳を育む、産後ママとベビー&キッズの教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/465/

● 『赤ちゃんとママのエクササイズ』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/237/

● 『幼児とママのエクササイズ教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/499/

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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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