5月17日は高血圧の日 岡山大学病院・日本高血圧学会 共催 市民公開講座
愛媛県宇和島市にて、
子どもの姿勢がよくなる体操のセミナーの講師を務めました。
セミナーを受講された方は職種も様々で、
・ 小学校の先生
・ 支援学校の先生
・ 理学療法士
・ 薬剤師
・ トレーナー
・ 運動指導者
・ 保護者
それぞれの現場で子どもに関わりながら、今までの方法では
解決できないことを感じていたようです。
何をしたらいいのだろう、この現状を何とかできる方法は何があるのだろう
ということから、セミナーに期待を持たれていました。
3時間のセミナーは、子どもの指導における基礎知識や体操の基本的な理解と
実技指導です。
受講者のみなさんの現場において、子どもたちの姿勢がどのような状況なのか、
からだにどのような事が起こっているのかを尋ねてみました。
学校の先生方からは、授業の間じっと座っていられない、
いつもゴソゴソ動いている、フニャフニャしている、
よく転ぶ、転んで手が出ず顔面をケガするなどでした。
医療機関にお勤めの理学療法士からは、子どもの受診が非常に多い、
あり得ないようなことで大きなケガや骨折が起きているとのことでした。
保護者からは見た目の姿勢が悪い、肩こりがあるなどでした。
姿勢が悪いとか、ケガや骨折が多いのは原因があります。
受講者のみなさんが子どもの頃はここまでのことはなかったはずです。
時代とともに環境が大きく変わったことが、現代の子どものからだに
様々な影響を及ぼしてきたのです。
特に、遊びや遊び方の変化は大きいですね。
からだをしっかり動かす、遊びのルールを考える、
たくさんの仲間と関わるような遊び方から、
動かない、考えない、ひとりで遊ぶような遊び方に変化してきました。
また、大人の考え方や見方も変わってきたのではないでしょうか。
かつては少々荒っぽいことも好んでやっていました。
転げようが、飛ばされようが、落っこちようが、
すり傷程度で大きなケガもせず、
誰にも静止されずに思いっきり遊んでいました。
今はどうでしょう。
「そんなとこに登ったら危ないから降りなさい!!」
「ケガをするからそんなことしたらダメ!!」
大人は子どもの頃に自分達が行なったきた事をすっかり忘れて、
現在の大人目線で、大人の考えで子どもに接してはいないでしょうか。
環境は変えられないけど、大人の考え方や見方、
必要なもの・不要なものの見極めなど
しっかりしたからだとこころをつくるための
知識と技術を身につけていく必要性が高まっています。
セミナーの前半は、このような環境の変化の影響や
子どもの発達について理解していただく内容です。
姿勢が悪い、ケガや骨折が多いなどのからだのおかしさの理由を理解し、
実際に行なうことを知り、継続して実践していけば、必ず子どもは変わります。
子どもも大人も「しっかりと立てる」ための『姿勢づくり』の
【アクティブ・コンディショニング】が必要な時代です。
* 小学生の親子向けについては、
子ども会・小学校PTA・地域サークル・スポーツ少年団などの
団体からのご依頼を承っています。
【アクティブ・コンディショニング】は年齢に合わせて
「姿勢」と「動き」づくりを行ないます。
「しっかりと立てる」ための姿勢づくりの教室です。
● 『赤ちゃんの発達を促し、脳を育む、産後ママとベビー&キッズの教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/465/
● 『赤ちゃんとママのエクササイズ』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/237/
● 『幼児とママのエクササイズ教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/499/